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高2の娘が体育の授業のバスケットボールで左手小指中節骨裂離骨折を受傷

2019年02月02日|骨折

2月1日金曜日の昼休みに妻と昼食をとっていると、高校2年の娘から妻にメールがありました。

娘「多分突き指した」「結構痛い」

妻「お父さんに言っておくから帰り次第治療だね」

娘「はーい」「めっちゃデカイ氷を渡されて真っ赤っか」

このような妻と娘のメールのやりとりがありました。

どうも体育の授業のバスケットボールで床から跳ねたボールが左手小指に当たったようでした。娘は取り敢えず体育の先生に大きな氷をもらい自分で冷やしたようですが、指の感覚が麻痺するほど冷やしてしまったとのことでした。

午後の4時ごろに娘が接骨院に来て、腫れた左手小指を見ると可なりの腫脹と、屈曲制限が認められました。患者さんはそう多くはなかったので、娘から詳しく負傷の状況を聞き、外観の写真をデジカメで撮りました。(下記の写真を参照)

 

DSC08295.JPG

 

 

DSC08297.JPG

 

負傷状況やPIP関節掌側の限局性圧痛、屈曲制限等の諸症状からPIP関節の中節骨基部掌側骨折(掌側板付着部裂離骨折)を想定しながら超音波観察装置のB‐modo画像で観察をしました。すると転位のない中節骨基部掌側の裂離骨折が観察されました。

娘にとっては初めての骨折でしたが、体育のバスケットボールは好きなようで

「バスケをやっていいの」といきなり聞いてきました。

私は学生時代にバスケットボール部だったので「右手だけでドリブルしたりするのは構わないけど、左手が突き指しそうな試合形式のプレーは当分の間無理だよ」と言うと「そんなのバスケ部じゃないから無理だよ」と笑いながらも少しむっとされました。

短時間ですがアイスパックでアイシングをして、プライトンと包帯で固定処置を施しました。

 

午後の治療時間を終えると妻から「髪を洗えないから、包帯を取ってお風呂に入らせたいから包帯を持って来て下さい」とメールが届いておりました。私は包帯を持たずに自宅に戻り「急性期だがら固定を取っては駄目だよ」と伝えました。今夜からしばらくの間は左手をビニール手袋で覆ってから手首をラップして、包帯を濡らさないように入浴をしないといけないことを、妻は経験上分かっていると思っていたのですが・・・

 

思い起こせば平成19年10月8日、妻は娘が通う小学校のPTAのバレーボールに初参加し、練習ゲームのアンダーレシーブで前に出た時に右アキレス腱を完全断裂してしまい、私が保存療法(早期歩行療法)で治療しました。その際にはシャワーカバーを使用して、受傷当日からシャワーを浴びることが出来ました。

10年以上を過ぎると、怪我の急性期にはしばらくの期間は患部の固定を取らずに入浴したことさえ、忘れてしまうものなのでしょう。

 

現在、娘は毎日学校を終えてから自宅に戻る前に接骨院へ寄って治療をしています。後遺症なくしっかり完治してくれればと思っています。これまで怪我らしい怪我をしたことのなかった娘ですが、このくらいの骨折で済み良かったとも思っております。

患者さんに比べて家族に対しては治療がおろそかになりがちな私ですが、娘が早く体育の授業に復帰できるよう、誠心誠意治療しようと思います。

 

 

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1才2ヶ月の小児肘内障の女の子が来院

2019年01月25日|脱臼

今日の午後3時に1才2か月の可愛らしい女の子がお母さんと一緒に来院されました。

左右の手を使って特に泣いていることも無く、どうしたのか不思議に思いながら治療室に入っていただきました。負傷の原因をお母さんにお聞きすると、お子さんをお腹の上に載せてお子さんの手首を持って腹筋の真似ごとをしていたら、急に泣き出して右手を使わなくなったようでした。

しかしながら、おもちゃを渡しても右手を伸ばしてきておもちゃを手に取り、普通に左右の手を使っていました。

 

お母さんも困惑して「何でもなかったようで、すみません」と言われましたが、左右の手の使い方の違いに気づきました。

というのは、左手は手の平を上に向けておもちゃを持っているのですが、右手は手の平を下に向けたままで前腕を回外出来ない状態でした。

試しに右手を持って前腕を回外させようとすると、嫌がって少し泣きそうな表情になりました。

念のために超音波観察装置で左右の右肘の腕頭関節を観察すると、右肘にはJサインが認められ、炎症の反応も有りました。左肘には認められませんでした。

 

お母さんに小児肘内障(小児に特有の肘の輪状靭帯の脱臼)であることをお伝えして、しっかりと抱っこしていただき整復しました。

するとお母さんにも聞こえる大きな整復音があり、整復されました。

女の子は少しだけ泣きましたが、おもちゃであやすとすぐに泣き止み、おもちゃで遊び出しました。

お母さんに再脱臼しないように、お子さんに洋服を着せる時や入浴後のタオルで手を拭く時などには再脱臼しやすいので、手首を引っ張らないように注意していただくようご説明して治療を終えました。

 

初めての小児肘内障とのことでしたが、また、脱臼しないように気をつけてください。お大事に。

 

 

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受傷後20日以上を経過し来院された腱性マレットフィンガーの患者さんの経過

2018年12月28日|マレットフィンガー

受傷後20日以上を経過し、整形外科ではもう治らないと言われた腱性マレットフィンガーの41才男性の方の治療経過をお伝えします。 

10月30日埼玉県朝霞市の男性からメールを頂きました。以下が頂いたメールです。 

腱性マレットフィンガーと診断され、もう治らないと言われて困っています。状況としましては、1011日に左手小指を人に踏まれました。始めは多少腫れていたのですが、指も動くし、痛みもそれほどではなかったので、ほっときました。、3日後に気づくと第一関節だけ曲がって戻らなくなっていました。痛みもほとんどなく、仕事も忙しかったため、そのうち治るだろうと思い病院には行かれませんでした。

今日1030日まで改善がないため、病院に行くと腱性マレットフィンガーと言われ、時間も経ってるからもう手遅れで治療法もないし、治らない。今後はグーも出来なくなるかもと言われました。もう手遅れなのでしょうか? 

もし何か治療法があるならお伺いしたいのですが、家からも遠く、仕事もあり直近で行くのは診療時間内が難しいのですが、相談にはのっていただけるのでしょうか?宜しくお願いいたします。」

 

以下が私からの返信です。

 

「以前、埼玉県八潮市から1~2週間おきに通院されて、腱性マレットフィンガーで完治された48才男性の方が居りますが、確か大船まで1時間30分はかかると言われていました。朝霞市もそのくらいかかるようですね。 

さて、年齢が解らないので一概には言えませんが、腱性マレットフィンガー2~3ヶ月過ぎてから治療しても可なりの機能的改善が見込めます。取り敢えずかぶれないようでしたら、第一関節のみを真っ直ぐにテーピングなどで固定することをお勧めします。

10月11日の負傷でしたら、まだ日が経っていませんから、右手の小指と同じにするのは無理でも、可なりの改善が可能ですし、手遅れではありません。

ちなみに放置されてもグーは完全に出来ます。伸ばす方だけが困難になってしまいます。ある程度伸ばすことが出来て、尚、曲げる方も改善されたいでしょうから、遠方でも来院頂けますか。

取り敢えず、今週末の11月3日(土)の午後3時はいかがでしょうか。祝日なので休診ですが、この日は早朝8時から9時に4名の腱性マレットフィンガーの患者さんを治療します。9時から14時ぐらいの間に、治療室のエアコンのクリーニング作業が入っています。業者さんに立ち会うため接骨院で仕事をしておりますので、午後3時ごろでしたら、手が空くと思いますので、来院頂ければ固定処置、物理療法、今後の見通しについて詳しくご説明いたします。返信お待ちしております」

 

返信ありがとうございます。土曜日15時大丈夫です。お伺いいたしますので宜しくお願いします。休みなのに申し訳ございません。ありがとうございます。ちなみに年齢は41才です」

この男性患者さんは自動車の整備士をされており、11月2日(金)の午後に時間の都合がついて来院されました。下記が来院時の外観です。

 

DSC07962.JPG 

 

お電話を頂いた際にすぐに固定をして下さったので、11月2日の来院時には受傷から23日(3週+2日)ですが、伸展の維持が可能になっていました。

 

超音波バスによる温熱療法後、第一関節をシーネ固定しました。

遠方なため1~2週間に1回程度、通院して頂くことにしました。

 

その後、経過も良く11月27日(受傷から48日=6週間+6日来院時の関節可動域は下記のようになりました。

 

DSC08030.JPG

 

DSC08031.JPG

 

左手小指の第一関節の伸展0度最大屈曲は約50度です。

 

右手小指(健側)の第一関節の最大屈曲は85度です。

 

それから2週間後の12月11日(受傷から62日=8週間+6日)の来院時の関節可動域が下記になります。 

 

DSC08098.JPG

 

DSC08099.JPG

 

左手小指の第一関節は、ほぼ伸展0度で最大屈曲は約70度です。経過良好な為、日中を伸縮性テーピングとし、夜間をシーネ固定継続にしました。

 

健側が最大屈曲85度ですから、あと15度で屈曲の制限が無くなります

 

41才という年齢的な要素も有りますが、20日ぐらい放置した腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)でも、この患者さんのように機能的な改善が見込めます。 

恐らくあと1~2ヶ月程でほぼ完治されるでしょう。

 

 

腱性マレットフィンガーの治療で大切なこと】

 

患者さんの指の形に合ったフルオーダーの固定を使用。

 

適切な固定期間(6~8週間)夜間固定(4~12週間)

 

  +日中の固定テーピング(患者さんの職業や症状により施行)を施行。

 

初期からの物理療法と第一関節の伸展を維持した上での、第一関節の

 

  経過に伴った、6~8週後から実施する適度な屈伸のリハビリ。

 

長期を要す疾患としての、患者さんと医療者側の相互理解と納得。

 

 (全日の固定期間は6~8週間 夜間固定は4~12週間 治療期間は3~6か月以上)

 

職業(建設業、内装業、音楽家、S.Eなど)や趣味(ゴルフ、剣道、バレー、

 

  バスケ、柔道等)を医療者側が理解した上で、患者さんも治療に協力する。

 

数週間過ぎた放置例や数か月過ぎた経過不良例でも、固定や物理療法等

 

  治療によって、ある程度の機能回復が得られる疾患であるという理解

 

  陳旧例であっても年齢によっては完治する方もいるという事実を知る。

 

不適切な圧迫固定による褥瘡形成極端に短い固定期間、第二関節

 

  (PIP関節)を含む、または第二関節の屈曲を妨げる固定を長期間

 

  (4週間以上)されることによって後遺症が残るという事実を知る。

 

 

腱性マレットフィンガーは誤った初期治療さえしなければ、50歳以下の方なら、90%以上治る(=可動域の改善)疾患です。40歳以下の方ならほぼ完治が見込めます。

  

50歳~70歳の方でも 日常生活には支障のない機能的改善が見込めます。

 

  

固定をして何もせず、経過観察(問診)だけの治療に疑問を持たれたなら、そのまま放置せずに転療された方が宜しいと思います。ほぼ機能的には改善出来る腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)の患者さんが、長期間の圧迫固定により、褥瘡を形成し後遺症や機能的な障害を残してしまっており、とてもお気の毒です。
 
 
下記の写真の患者さんは平成29年12月15日に入浴中に身体を洗っていて、どこかに突き指し負傷されました。(東京都内在住で勤務先が大船の技術職50代男性の方です)
翌日、近所の整形外科を受診されて、腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)の診断を受け、第二関節(PIP関節)を含むアルフェンス固定をされました。2週間ごとに通院され、4週間は第二関節を含む範囲の固定を継続し、2月10日の約8週間(57日間)までアルフェンスで第一関節の固定をされました。その3日後の2月13日に会社のご友人の方の紹介で来院されました。 
 
患部の浮腫、発赤、屈曲痛、第一関節部の圧痛が著明で、受傷した4指以外の3指、5指の第一関節及び第二関節の屈曲制限も著明でした。
 
(最大伸展時)
 
DSC06969.JPG

 

(最大屈曲時)

 

DSC06970.JPG

 

このような症状により日常生活やお仕事にとても支障を来してしまい、大変お困りでした。 

このような症状を関節拘縮と言います。

可なりの期間を要する状態である事を丁寧にお伝えし、定期的に通院頂きました。お仕事の都合上、週に1~2回しか通院は出来なかったのですが、1年近く通院頂きました。 

平成30年12月26日の最終通院日の外観が下記になります。

 

DSC08153.JPG

 

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健側に比べますと伸展制限、屈曲制限ともに残存しておりますが、浮腫、発赤、屈曲痛などの諸症状は消退しております。拘縮症状が強く、来院時は機能障害が可なり残存すると思っておりましたが、幸い3指はほぼ左右同等のレベルまで機能改善されました。5指も屈曲制限はわずかに残りましたが、可なり改善されました。

 

患部の右手第4指は第一関節の伸展が-45度⇒-25度、屈曲45度60度

            第二関節の屈曲が79度⇒100

 

長期間に渡り通院頂き大変お疲れ様でした。 またお怪我をされないように気を付けください。

 

当院はJR大船駅から徒歩1分で、大船駅は湘南新宿ラインなどのアクセスも良いため、遠方から来院される患者さんも多い接骨院です。

 

腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)や骨折後の手関節、手指の関節可動域制限(拘縮症状)、足関節周辺の捻挫や骨折後の可動域制限等でお悩みの方は、遠慮なく下記の電話番号かメールでご連絡ください。

 

被害者救済の立場から、

交通事故の頸椎捻挫(むち打ち症)や腰椎捻挫、打撲傷、関節捻挫(靭帯損傷)等の治療も医科と連携をとり適切に対応しております。遠慮なくご相談ください。

 

 

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右肩関節脱臼の男性が手術を終えて再来院

2018年12月01日|脱臼

9月30日、10月1日、10月5日に右肩関節脱臼で来院された男性が、ご紹介先の整形外科での鏡視下によるバンカート損傷修復オペと入院を終えて、11月30日に当院でのリハビリを希望されて再来院されました。

 

患者さんは下記の右肩関節脱臼整復後のレントゲン画像のように、肩甲骨の関節窩に剥離骨折を認めておりました。 ☞骨性バンカート損傷

 

 霜鳥研也様 30.10.1 右肩関節脱臼(整復後).png

 

10月中旬に入院され、翌日にオペをされました。約1か月の入院の後、2週間程は通院でリハビリをされておりました。しかし、就労に復帰されるとそちらの病院へは通院が困難なため、当院のリハビリを希望され、紹介先からの後療依頼の書類をお持ちになりました。下記写真のように来院時の鏡視下オペの傷痕はわずかで、低侵襲手術の凄さを感じました。

 

DSC08049.JPG

 

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まだ術後、約1ヶ月半なので可動域制限を残してはおりますが、12月からは長く休まれていた溶接のお仕事にも復帰され、ホッとされている事と思います。

 

リハビリは長期間を要すと思いますが、以前のように左右の差が無くなるまで右肩関節の可動域制限を改善していきましょう。お大事に。

 

 

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3年前に腱性マレットフィンガーで通院された女性の経過

2018年11月30日|マレットフィンガー

平成30年11月26日の午前中、3年前に腱性マレットフィンガーで川崎から通院頂いた40代の女性の方が、首と胸鎖関節の痛みで来院されました。 

 

患者さんは平成27年7月25日ズボンを脱ぐ時に右手の小指を引っ掛けてしまい負傷されました。

すぐに近所の接骨院へ通院され、プラスチックシーネで固定をされて41日間(5週間と6日)で固定を外されてしまいました。私のブログを読まれていた患者さんは夜間固定を希望されて、接骨院でアルフェンスの夜間固定を作成してもらいました。しかしながら、暫く夜間固定をされて通院治療されても経過が思わしくないため、平成27年10月15日に来院されました。


当院来院時の外観写真が下記になります。浮腫、発赤、屈曲痛が有りました。

 

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患者さんの健側の左手第5指の第一関節と第二関節の可動域を計測しますと

 

第一関節は最大屈曲85度、第二関節の最大屈曲102度でした。

 

一般的な平均値は第一関節は80度、第二関節は100度です。

 

10月15日患側の右手第5指の第一関節と第二関節の可動域を計測しますと

 

第一関節は最大屈曲50度、第二関節の最大屈曲96度でした。

 

 

伸展は患側が-15度、健側が+5度でやや反るタイプでした。

  

患側に関しては、夕方になると-15度から-20度以上に屈曲してしまう

 

状態でした。

 

 

川崎のご自宅からは当院まで約1時間ほどかかり、年末年始はお忙しいとのことで、12月24日に完全屈曲と完全伸展は不充分でしたが治療を中止しました。

この頃には夜間固定を一日置きにしたり、日中はテーピングをせずに過ごしていただいておりましたが、入浴時の屈伸運動をしっかりと継続していただければ、これからもかなり良くなる事をお伝えして治療を終えました。

 

それから暫くした、翌年の6月末に患者さんからお手紙とスマホで撮影した右手小指の写真を7枚も頂きました。

当院来院前、来院時と治療途中、来院最終日、翌年の約2ヵ月おきの経過をこまめに撮影されていて、徐々に第一関節が伸びていく様子が解りました。

 

そして3年ぶりに来院されて、右手第5指の具合をお聞きすると、全く痛みも違和感も無くなり、可動域もほぼ良くなられていました。下記が外観写真です。

 

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右手第5指の第一関節の伸展はほぼ0度です。屈曲もほぼ左右同じ可動域になっていました。

「こちらの接骨院に通って本当に良かったと思っています」と言われ、とても嬉しく思いました。 

 

 

現在、当院には年齢は10代~60代、21名の腱性マレットフィンガーの患者さんが通院中です。(骨性マレットフィンガーのオペ後の患者さんは1名通院中)

毎月4~5名の新患の患者さんが来院されております。腱性マレットフィンガーの患者さんは延べ220人以上来院されております。 

 

今朝も40代女性の右手第5指腱性マレットフィンガーの患者さんが来院されました。負傷は11月13日でラグに突き指してしまったそうです。

負傷当日に近所の開業整形外科を受診されて、レントゲン検査上は骨折は無く、総合病院の手の外科専門医を紹介されましたが、受診すると担当医からは腱性マレットフィンガー手術療法も保存療法も治りにくいと言われてしまったそうです。担当医から次回までに手術療法か保存療法のどちらを希望するか考えてくるように言われ、再診で行かれた際に、保存療法を希望されると元の開業整形外科へ戻されてしまいました。

 

これは良くある事です!

 

元の開業整形外科へ数日後に行き事情を話すと「手術をしないなら治らなくても良いということですね」とまで言われてしまったそうです。それでも数回通院され、11月28日に皮膚がかぶれてしまい、インターネットで検索をしていたらたまたま当院のホームページを見つけられ、電話を頂き来院されました。

 

開業整形外科ではPIP関節(第二関節)を含むアルフェンスシーネ固定を掌側にされ、総合病院の手の外科専門医では背側にされたそうですが、元の開業整形外科では、掌側にアルフェンスシーネ固定を戻されたそうです。その際、患者さんから指のPIP関節(第二関節)を曲げると痛むので、固定を短くしてくださいと言って、アルフェンスを切ってもらったそうです。

 

下記が来院時の固定状態と患者さんの患部です。

 

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アルフェンスを止める伸縮性テーピングがきつかったり、緩かったりして少しかぶれもしたそうですが、幸い浮腫みや褥瘡などは有りませんでした。

テーピングで患部を伸展位固定して超音波バス(オンパー)の温熱療法後、患者さんの右手第5指の第二関節部手前までに、ぴったりと合った熱可塑性プラスチックキャスト材でシーネ固定を作成しました。

 

2か所の病院の整形外科医師から完治はしないと宣告されてしまった患者さんですが、年齢的には40代前半の方で、右手第5指の第一関節(DIP関節)、第二関節(第二関節)の可動域が広く、第一関節(DIP関節)が反る(過伸展する)タイプですので、ほぼ完治しますよとお伝えしました。

 

この日、患者さんから12月22日の冬至の日に、娘さんがお母さんとゆず湯に入りたいと言っているとお聞きしました。その頃は負傷から約5~6週間になりますので、経過が良ければテーピングで固定をして入浴は可能になると思います。入浴後は指の第一関節(DIP関節)を曲げずにテーピングで交換し、本日作成したプラスチックシーネをテーピングで同じように固定していただきます。その頃になりましたら、またご教示致します。

 

 

腱性マレットフィンガーの治療で大切なことは?

 

患者さんの指の形に合ったフルオーダーの固定を作成。

 

適切な固定期間(6~8週間)夜間固定(4~12週間)

 

  +日中の固定テーピング(患者さんの職業や症状により施行)

 

初期からの物理療法と第一関節の伸展を維持した上での、第一関節の

 

  経過に伴った、適度な屈曲のリハビリ。

 

長期を要す疾患としての、患者さんと医療者側の相互理解と思いやり。

 

 (全日の固定期間は6~8週間 夜間固定は4~12週間 治療期間は3~6か月以上)

 

職業(建設業、内装業、音楽家、S.Eなど)や趣味(ゴルフ、剣道、バレー、

 

  バスケ、柔道等)を医療者側が理解した上で、患者さんも治療に協力する。

 

数週間過ぎた放置例や数か月過ぎた経過不良例でも、固定や物理療法等

 

  治療によって、ある程度の機能回復が得られる疾患であるという理解

 

  陳旧例であっても年齢によっては完治する方もいるという事実を知る。

 

不適切な圧迫固定による褥瘡形成極端に短い固定期間、第二関節

 

  (PIP関節)を含む、または第二関節の屈曲に妨げとなる固定を長期間

 

  (4週間以上)されることによって後遺症が残るという事実を知る。

 

 

腱性マレットフィンガーは誤った初期治療さえしなければ、50歳以下の方なら、90%以上治る(=可動域の改善)疾患です。40歳以下の方はほぼ完治が見込めます。

  

50歳~70歳の方でも 日常生活には支障のない機能的改善が見込めます。

 

  

固定をして何もせず、経過観察(問診)だけの治療に疑問を持たれたなら、そのまま放置せずに転療された方が宜しいと思います。ほぼ機能的には改善出来る腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)の患者さんが、長期間の圧迫固定により、後遺症や機能的な障害を残してしまっており、とてもお気の毒です。

 

当院はJR大船駅から徒歩1分で、大船駅は湘南新宿ラインなどのアクセスも良いため、遠方からも来院される患者さんが多い接骨院です。

 

腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)や骨折後の手関節、手指の関節可動域制限、足関節周辺の捻挫や骨折後の可動域制限等でお悩みの方は、遠慮なく下記の電話番号かメールでご連絡ください。

 

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左小児肘内障(肘の脱臼)の4才の男の子が月曜日の午前中に来院

2018年10月15日|小児肘内障

月曜の午前11時ごろに初診の患者さんで、4才の男の子をお母さんが連れて来られました。

 

東京にお住いの方で、ご実家に帰られていた際の負傷のようでした。

負傷の原因をお聞きすると、息子さんが朝トイレに行き戻ってきたところ、まだ眠かったのかカーペットの上でゴロゴロしていたら急に左手を痛がり使わなくなった様子でした。

誰も負傷したところを観ていなかったそうですが、転んで手を着いた様子はないとのことでした。

お母さんが息子さんに確認して「転んだりしていないね」と聞くと「うん」とうなずきました。

 

以前に一度だけ左肘を急に使わなくなったことがあったそうでしたが、暫くして自然に使うようになり治ってしまったとのことでした。

 

負傷後も泣いたりはせず、強い痛みを訴えてはいない様子でしたが、 お母さんの同意を得て念のため超音波観察装置(エコー)で患部を確認することにしました。

すると、健側の右肘の腕頭関節部に比べ、 患側の左肘の腕頭関節部には小児肘内障特有のJサインが観察出来ました。

整復後も同様に左肘の腕頭関節部を観察するとJサインの消失が確認出来ました。

 

整復後すぐにはためらって猫バスの動くおもちゃを使わなかったのですが、間もなく右利きにもかかわらず脱臼した左手でしっぽを引っ張って遊びだしました。 

 

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最後に、息子さんが左肘関節が右肘関節と同様に最大屈曲出来るようになったことをお母様に確認して頂きました。

 

「保育園へは明日から行っても大丈夫ですか」と聞かれたので、

「保育園には明日から通常通り行かれても大丈夫ですよ」と伝えました。

 

また「今夜の入浴についても左手首を急に引っ張らないように気を付けていただけば大丈夫です」と伝えました。

 

もう4才なので小児肘内障は起こりにくくなっており、5才になれば小児肘内障はほぼ生じなくなります。

小児肘内障後のすぐには再脱臼しやすいので、再脱臼をしないようにその他の諸注意事項をご説明し治療を終えました。

 

これから東京のご自宅へお帰りになるようで、接骨院を出るとお母様の右手に息子さんの左手を繋いで歩いて行かれたので、冷や冷やしながら見送りしました。

 

また小児肘内障(脱臼)にならないように気を付けて下さいね。お大事に。

 

 

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右肩関節脱臼の男性が10月5日深夜に再脱臼

2018年10月06日|脱臼

深夜の3時に接骨院の電話が鳴りました。当然夫婦共に熟睡していたのですが、電話の音で目が覚め、妻が電話に出ると先日の右肩関節脱臼の男性の奥様からでした。

すぐに私が代わると「深夜に本当にすみません。主人がまた肩を脱臼してしまって、とても痛がっているのですが、どうしたら良いでしょうか」とのこと。電話口からご主人のうめき声が聞こえてきました。

どうも就寝中、無意識に右へ寝返りを打った時に右肘がつっかえ棒になり、再脱臼してしまった様子でした。

患者さんはうつ伏せのまま、痛みで寝返りも立ち上がる事も出来ない様子でした。電話で奥様に色々と指示しながら何とか起き上がってもらい来院頂こうと試みましたが、可なりの痛みで無理なようだったので往診することにしました。大船駅の西口の方で、徒歩15分程度でしたので3時30分過ぎに身支度をして出かけました。大船駅前ではマクドナルドの新築工事をしておりました。

大船駅の改札周辺には数人の人が居りましたが、まだ電車は動いてはおりませんでした。改札を通り過ぎ、大船駅の西口へ降りて、右側の柏尾川沿いの道をとぼとぼと歩いて行きました。

4時少し前には到着し、マンションの手前まで奥様が出てきてくれていました。

 

大分以前に高齢のおばあさんの往診をしたことのあるマンションで、懐かしく思いながら2階のご自宅を案内されました。

ご主人は先程やっとの思いでうつ伏せから布団の上に座った状態になりお待ちでした。折角座って頂いたのですが、すぐに布団へ上向きに寝て頂きました。

 

下記がその際の整復前の外観写真です。

 

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前回同様、ゼロポジション法でゆっくり挙上しながら整復するとすぐに整復されました。下記が整復後の外観写真です。

 

DSC07830.JPG

 

10月1日月曜日にクリニックへ診察依頼したところ、X線検査上肩甲骨の関節窩に、先日の脱臼時に生じたと思われる剥離骨折(バンカート損傷)を認めました。そのため、反復して脱臼してしまう状態になっているので、肩関節の専門医に紹介状をお書きしました。10月4日木曜に受診されて、10月16日入院、10月17日に手術が決定しておりました。

その翌朝の再脱臼でした。

 

手術の日まで再脱臼を繰り返されないように、接骨院で下記のような鎖骨骨折用のバンドを装着して頂きました。

 

DSC07832.JPG

 

入院が16日間、オペ後の外転挙上固定が6週間で、暫く自動車の溶接作業の仕事が困難となってしまいますが、しっかり治されれば再脱臼をしなくなりますので、リハビリを頑張って頂けたらと思います。

くれぐれもお大事になさって下さい。

 

 

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早朝に昨夜の右肩関節脱臼の男性が再脱臼し来院

2018年10月01日|脱臼

昨夜は台風の強風で中々寝付けず、眠りについたのは深夜2時頃だったと思います。

朝の5時に妻が目を覚ましたので、私もつられて目を覚ますと接骨院の電話が鳴りました。妻が電話に出ると 昨夜の急患で拝見した右肩関節脱臼の男性の奥様でした。

先程、ご主人が布団から起き上がろうとして右手を着いた際に右肩関節を再脱臼されてしまったようで、かなり痛がっている様子でした。

すぐに来院されるようにお伝えして、接骨院に降りて待っていました。 

お住まいが大船駅の観音様側(西口)の患者さんで、徒歩だと15分以上はかかると思いましたが、中々お見えにならないので、接骨院の前の道路に出て、大船駅の方を伺っていました。暫くして5時45分頃に右肩をかばいながらゆっくりとした足取りで、患者さんが到着されました。

 

整復前の写真を撮り、すぐにベットへ横になって頂きました。

勤務柔道整復師の杉本さんはあまりに早朝なので、流石に内線を鳴らして呼ぶことはやめ、一人で整復することにしました。

患者さんに許可をいただき、三脚を立ててデジタルカメラを固定して動画撮影をしました。

 

昨夜ほど脱臼されてから時間が経っていなかったこともあり、ゼロポジション法で3分少々で整復されました。

 

【整復前】 右肩関節前方脱臼時

 

DSC07805.JPG

 

【整復後】

 

DSC07808.JPG

 

整復後は再脱臼しないように、伸縮性テーピングも加えて提肘しました。

これでゆっくり休めますね。お大事に。

 

つづく、、、

 

 

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急患で右肩関節前方脱臼の男性が来院

2018年09月30日|脱臼

9月30日は午前中に公益社団法人神奈川県柔道整復師会学術大会があり、新横浜の会館へ行きました。

お昼を挟んで午後2時までの予定でしたが、台風の影響を考慮して休憩なしで、昼過ぎに終わりました。電車は動いていたので、新横浜駅で昼食を済ませてから帰宅しました。

妻と西友へ買い物に行き、帰宅してから一緒に夕食の支度をしていると、19時20分頃に接骨院の電話が鳴りました。

妻が電話に出ると、以前も通院歴のある男性からでした。旅行先で転倒して肩を痛めてしまい、腕が上がらないようで20時頃にはこちらへ着くとのことでした。

 

急いで食事を済ませて接骨院へ降りました。暫く待っていると、台風の影響で風が強くなってきました。

ニュースで20時にJR線は全線ストップすると聞いていたので、患者さんが来られるのか心配したのですが、20時を少し過ぎたところで到着されました。

負傷されたのは右肩でした。患者さんは幸い左利きだったので、初診申込み用紙に記入いただきながら負傷原因をお聞きしました。

患者さんは「骨折も脱臼もしていないと思います」と言われ、顔をしかめるような痛みを訴えてはおりませんでした。

 

ご友人と岩手県と宮城県へ旅行に行かれ、16時に岩手県で道を歩いていて、道路に土の露出しているところがあり、そこに足を滑らせて転倒してしまい、右肩を強打したとのことでした。

一通りお話をうかがったところで、着ているシャツを手伝いながら脱いでもらいました。

 

DSC07798.JPG

 

左右の肩を比べると明らかに異なる肩関節の状態が観察出来ました。

肩を強打されたなら上腕骨近位端骨折の疑いがありますが、 痛みもそれほど強くはなく、右手掌には手を着いた跡が有りました。外観上からも右肩関節脱臼であると思われました。

患者さんに写真を見ていただいて「これは右肩関節の脱臼ですね」と伝えると、

「以前も右肩を脱臼したことがあります」と言われました。

パソコンで履歴を検索すると、平成19年の1月5日から当院での治療歴がありました。その際には元旦に脱臼され、戸塚の総合病院の救急外来を受診され、その後の治療で来院されたのでした。

患者さんに説明をしていると奥様も駆けつけてくださいました。

午後4時に受傷されて既に4時間を経過しており整復に時間を要すと思いまた症例として、動画撮影をしたかったので、勤務柔道整復師の杉本さんを呼んで、整復動作の動画を撮影してもらい整復を行いました。

外転挙上では整復されず、ゼロポジション法で整復をしたところ、少し時間を要しましたが、4分程で整復されました。

 

DSC07802.JPG

 

整復後は右肩のくぼみが消失しています。

 

「休みの日に診て頂いて本当に良かったね」と奥様が言われて

患者さんからは「本当にお休みのところ有難うございました」と言われたので、

「こちらこそ肩の脱臼の貴重な症例を拝見できて良かったです」と言うと

「そうなんですか」と笑われました。

 

脱臼後は再脱臼しやすいため、寝返りや服の脱ぎ着などには充分に注意していただくようお伝えしました。奥様が来てくださったので、ご主人の旅行の荷物は奥様が持って、お帰りになりました。くれぐれも再脱臼されないように気をつけて下さい。お大事に。

 

 

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二日続けて右小児肘内障(右肘関節脱臼)の3才の男の子が来院

2018年09月15日|小児肘内障

9月14日の午前中の診療を終え、事務処理をしていると12時30分に接骨院の電話が鳴りました。

「〇〇ですが、子供が小児肘内障になったので診てもらえますか?」

「20分くらいかかると思いますが、よろしいですか?」

「大丈夫ですよ。車でしたら接骨院の前に停めて下さい」と伝えて待っていました。

患者さんの名前をパソコンで検索すると、以前も通院歴のある男の子でした。

履歴を見ると右の小児肘内障のみ4回の通院歴が有りました。

 

下記の写真は、昨年の12月22日の2才の時の来院時です。

 

DSC06762.JPG 

 

およそ15分程で到着され、もう一人の1才のお子さんが後部座席に乗っていました。

小雨が降っていたため、私が傘をかざしている間に下のお子さんをお母さんが抱っこして、患者さんであるお兄ちゃんは助手席に乗っていたので、シートベルトを私が外し、お母さんがチィルドシートから降ろしました。「歩けるでしょ」のお母さんの声に導かれ、大泣きのお兄ちゃんと待合室へぞろぞろと移動しました。

 

お母さんに負傷の原因をお聞きすると、1才と3才のお子さんを本郷台のアースプラザへ連れて行き、遊んでいたところ寝転がっていたお兄ちゃんの右手首を引っ張って起こそうとした時に、右肘関節脱臼(小児肘内障)になってしまったそうです。お母さんが息子さんの右手を引っ張った際には、脱臼した音(感触)が確かに伝わってきたそうです。

今年に入り3月30日にも来院されており、約半年ぶりの来院でしたが、だいぶ大きくなった感じで成長の早さに驚きました。

 

大泣きで、すぐに外に出たがり危なかったので、初診申込み用紙の記入は後にして、診察室に入っていただきすぐに小児肘内障の整復をしました。大きな泣き声で整復音は聞こえませんでしたが、指先にはしっかりと整復音を触知しました。

新入りのおもちゃの、てんどんまん、コキンちゃんであやしても泣きじゃくる状態で、早く帰りたいと泣き止まずにいたのですが、待合室の椅子に座っておもちゃを触っているうちにやっと泣き止みました。

 

「また、脱臼しないように気を付けて下さい」「特に脱臼した後は脱臼しやすいですから」とお母さんに伝えて、治療を終えました。

 

翌日の土曜日は、予約で早朝の7時30分から小学生の左第5中足骨不全骨折の男の子を治療し、8時からはお仕事前の陳旧性腱性マレットフィンガーの男性を治療しました。

最近の土曜日は9時から10時30分までがとても暇で、10時30分以降に患者さんが集中しております。

土曜日は早めに来院頂くと待ち時間が少ないので、時差通院にご協力いただければ幸いです。

 

さて、この日も10時30分を過ぎると急に混み始めて、11時30分にお約束していた右膝蓋骨不全骨折の患者さんには、大変お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。

 

最後の患者さんがお帰りになり、片付けを終えたのは13時を少し回っていました。事務処理を受付の妻としていると、接骨院の電話が鳴りました。

昨日の男の子がつい先ほど同じ右肘を脱臼(小児肘内障)したとの連絡でした。

すぐに来院いただくように伝えて、間もなくお父さんがお兄ちゃんを抱っこして、お母さんが下のお子さんを抱っこして来られました。

お父さんが大泣きのお兄ちゃんを抱っこしたまま、すぐに診察室へ入ってもらい、負傷の原因をお聞きしました。

 

イトーヨーカドーでごろんと寝ていたお兄ちゃんを起こそうとして、お父さんが右手首を引っ張ってしまったようでした。

すぐに整復をして、泣いているお兄ちゃんに「もう入ったから大丈夫だよ」

と言っても泣き止まないのですが、、、

 

お父さん、お母さんに「4才になれば殆ど脱臼しなくなると思いますが、手首は引っ張らずに上腕部分を引っ張ってください」「上腕部を引っ張っても肩は抜けませんから」と以前もお伝えしたことを再確認していただき治療を終えました。

 

下のお子さんが生まれて、恐らくお兄ちゃんが焼きもちを焼いているようで、お父さん、お母さんの注意を引こうとしているのではないかと感じました。

一番子育てで苦労されている時期ではなのかと思いますが、お父さんとお母さんには、無理せずに協力されて子供さん達のために頑張っていただけたらと思います。

 

またいつでも急患対応致しますので、遠慮なくご連絡下さい。お大事に。

 

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