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院長:佐藤和義
住所:〒247-0056
鎌倉市大船1-23-31 サトウビル1F
TEL:0467-45-6700
アクセス:JR東海道線・横須賀線・根岸線 大船駅東口 徒歩1分
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交通事故

交通事故で骨性マレットフィンガーをオペされた患者さんの経過

2021年05月01日|マレットフィンガー

交通事故で右手第5指末節骨骨折(骨性マレット)を受傷されて、手術後に

経過が不良な患者さんよりメールでご相談を受けました。

以下が患者さんと私のメールの内容と当院に通院されてからの経過です。

 

 

2020/03/19 

マレットフィンガーについて

 

はじめまして。

去年の10/23に交通事故で右手小指の第一関節を骨折しました。その後、

手術をしてピン本で週間固定。その後はプラスチックの固定器具で更に

週間固定して、ここ週間は夜間のみ固定しているのですが、指が下がった

ままの状態です。

これはマレットフィンガーの症状に似ていると思うのですが、一度見ていただく

事はできますか?

マレットフィンガーの写真を見て、似ていると思いお問い合わせさせていただき

ました。現在通院は〇〇病院の整形外科で診察を受け、リハビリは大船の

○○○○○骨院へ通っています。 年齢は36歳です。 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

〇〇 〇〇様

こんばんは。

右手小指の骨折の手術後に第一関節が屈曲しているのですね。

〇〇さんの症状は骨性マレットフィンガーではないでしょうか。

マレットフィンガーには腱性マレットフィンガー骨性マレットフィンガーがあり

ます。ピンを二本挿入して第一関節を軽度屈曲位で固定する方法は石黒法

言います。

10月23日負傷。オペ後6週間の固定は一般的なピン固定期間ですね。

その後、6週間のシーネ固定、8週間の夜間固定をされたとのことですが、

それで、現在も夜間固定をされているのでしょうか。

負傷から148日が経過していますし、可なり長期間になりお困りの事と推察

します。

 

拝見しませんと何とも言えませんが、末節骨の骨折の際に伸筋腱断裂が合併

していた可能性も有りますし、石黒法は第一関節を軽度屈曲で固定するため、

中々真っ直ぐにはなり難い場合があります。

 

さて、○○○○○整骨院では整形外科との連携の元に施術をされています

しょうか。

来院いただく際に可能でしたら、整形外科のレントゲン画像が有ればご持参

ください。

当院では超音波観察装置で伸筋腱の断裂の有無などを動的に観察いた

ます。その上で、今後の治療方針や固定方法などをご教示致します。

 

当院は予約優先制になっております。

明後日の土曜日は予約で一杯になっており、大変申し訳ございませんが

来週の月曜日以降でしたらご予約が可能です。 

金曜日は祝日で休診ですが、朝9時または夜6時~9時にお電話をいただ

ければご予約が可能ですので、遠慮なくお電話ください。

何か有りましたら、0467-45-6700にお願い致します。お大事に。

 

大船接骨院 佐藤和義

  

 

佐藤先生

お忙しい中、ご返信ありがとうございます。

是非、来週の診察予約をお願い致します。

骨折時は、こんなに指は下がっていなかったです。ピンを刺し、抜いたその日

にはとても痛かったです。担当医は、腱が傷ついてると思うと言われました。

リハビリは、初めは○○病院でしたが変更して、○○○○○整骨院へ通って

います。

レントゲン写真など連携はございませんが、骨はくっついたと医師からは言わ

れてます。次回の診察は4/24です。

医師の判断で指がまだ落ちているので夜間固定という形になっています。

整骨院でのリハビリはヶ月位通っています。

「本当に骨のつき方とか正しいかな?これだけして、指が落ちてくるのは何か

おかしい」と話していました。

車と自転車(私)の交通事故ですので、まだ保険会社を利用しています。

医師からリハビリ施設は併用できないと言われました。

3/25の11時から15時までの間

3/2710時から16時までの間

その次の週ですと、3/3010時から16時までの間です。

上記で予約のご都合がつく日はありますでしょうか。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

こんにちは

大船接骨院の佐藤です。

3月25日(水)の11時にご予約を取らせて頂きました。

レントゲン画像がなくても、取り敢えずはエコー画像を観て

伸筋腱断裂の有無や骨癒合の状態をある程度は把握出来ます。

因みに、患者さん自身でカルテやXP画像などの個人情報の公開を

病院へ求めることが出来ます。

再診の4月24日まで日が有りますので、受付にレントゲン写真のコピーが

欲しいと伝えれば、数日はかかるかと思いますが応じてくれるはずです。

少なくとも再診時にはコピーを頂けると思います。

尚、整形外科の担当医はどなたでしょうか。

過去に何人か連携を取らせて頂いておりますので、来院時に担当医のお名前

教えて下さい。

 

医師からリハビリ施設は併用できないと言われました。とのことですが、

健康保険診療では3箇所で治療の同時進行は出来ませんが、

交通事故では保険会社の担当者が了解すれば可能な場合もあります。

保険会社と担当者の名前は当日メモしてお持ちください。

私の方から担当者に連絡を取らせて頂きます。

また、3月25日来院の際には受傷からの経過を簡単な箇条書きで結構です

のでお持ち頂けますでしょうか。宜しくお願い致します。

来院お待ちしております。お大事に。 

 

このようなメールのやり取りから、3月25日に患者さんが来院されました。

 

3月25日来院時の外観(負傷から154日、オペ後152日:約5か月後)

 

右手小指第一関節  伸展:-40度  左手小指第一関節 伸展:0度

 

 

青木さん②マレット.jpg 

 

右手小指第一関節  屈曲:80度  左手小指第一関節 屈曲:90度

 

 DSC00157.JPG

 

【当院来院までの経過】

 

2019年10月23日 自転車で走行中、車に接触されて転倒し負傷。

 

下記は患者さんご自身が携帯で撮影された負傷後の外観です。 

 

DSC00173.JPG

 

2019年10月25日(2日後)石黒法のオペ後の外観です。

 

DSC00175.JPG

  

12月初旬のオペから約6週間後、ピンを除去され、約8週間のプラスチック

シーネ固定を継続される。

 

1月末に24時間のプラスチックシーネ固定を8時間の夜間固定に変更。

日中の固定をやめてから、徐々に第一関節が屈曲してきてしまう。

 

2月初めから○○○○整骨院でリハビリを開始。電気治療とマッサージ

されていたそうですが、症状には変化が無く3月25日に来院されました。

 

当院では、超音波観察装置で伸筋腱の癒合不全を確認したため、患者さん

の指にフィットしたプラスチックシーネを作成して入浴以外の再固定を施行

物理療法として、超音波バスによる温熱療法、機能訓練を施行。

 

整形外科の担当医の再診の際には、ご報告書を患者さんへお渡しして経過を

ご報告致しました。

 

3月25日からの再固定時は入浴以外をシーネ固定として、第一関節の 

伸展力がついたため、4月9日からは日中16時間は伸縮性テーピング、

夜間8時間はシーネ固定に変更しました。

経過も良く、4月27日には日中の伸縮性テーピングをやめ、夜間固定のみ

としました。

 

下記のように、4月30日には左手小指第一関節が伸展0度で安定しました。

 

青木さん③マレット.jpg

 

4月30日 右手第一関節屈曲50度。 健側の左手第一関節90度。 

 

DSC00322.JPG

 

4月30日より1/f 低周波通電音楽療法を施行。

このまま右手小指の伸展は0度で安定しましたが、右手小指の最大屈曲は

60度までの改善が限界でした。

 

最終的には治療をしても右手小指の最大屈曲の可動域制限の改善が見ら

れなくなったため、症状固定で治療は終了となりました。

 

 

6月22日 右手小指第一関節の最大屈曲は60度で症状固定 

 

DSC00580.JPG

 

 6月22日 右手小指一関節の伸展は0度で完全に安定しました

 

青木さんマレット.jpg 

 

当院通院期間:90日 通院日数:24日

 

最終的な左右の関節可動域を比較しますと、

 

 3月25日初診時

 

 右手小指第一関節 伸展:-40度 屈曲:80度》

  

   関節可動域40

 

 

 6月22日最終来院時

 

右手小指第一関節 伸展:0度  屈曲:60度》 


《左手小指第一関節 伸展: 屈曲:90度》

 

   関節可動域60

 

 

患者さんには、このように伸展は改善すること、再固定によって屈曲制限

が増すことを3月25日の初診時にはお伝えしていました。

 

患者さんは手術を担当された整形外科医師に後遺障害認定の診断書を

記入していただき、保険会社に提出されました。

その手続きのお手伝いを少しさせていただき、昨年末には事故の示談が

成立したとのことで、わざわざご挨拶に来てくださいました。

 

その際にいただいたメッセージが下記になります。

 

佐藤先生

 

私の小指の治療と弁護士さんのことまで、何から何まで

お世話になりました。

こんなに丁寧に治療報告をして下さるのは佐藤先生だけと

保険会社の〇〇さんもおっしゃっていました

私も、先生の知識と技術とお心遣いに大変助けられました。

本当にありがとうございました。

 

このようなメッセージをいただきますと、これからの仕事の励みになります。

 

初回来院時には右手の小指の第一関節が40度も曲がっていて、洋服の

着替えでは指が引っ掛かり、料理や洗濯などの家事でもかなりの支障が

あると仰っていました。

再固定をしたことで第一関節の曲がりは悪くなりましたが、真っ直ぐになり

日常生活にはほぼ支障が無くなられたと喜んでいただきました。

これからも料理のお仕事や子育てに励んでいただけたら嬉しく思います。

 

尚、先日患者さんへ、ブログの掲載許可をメールでお願いしました。

その後の経過をお聞きしましたところ、

「お陰様で最近はもう小指のことを気にせず生活しております」

との返信をいただきました。

 

骨性マレットフィンガーで経過不良な方がおりましたら、上記の患者さん

のようにある程度の改善は可能ですので、諦めずにご連絡ください。

 

 

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東口より徒歩1分

優先予約制(来院時または電話でご予約ください)

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飲酒運転の車に追突された交通事故の被害者の患者さんが通院中

2017年11月15日|交通事故

10月末から飲酒運転の車に追突された患者さんが通院されております。

事故の状況は車で直線道路を走行中、飲酒運転の車が中央車線を越えてきて、正面衝突しそうになり、とっさに左へハンドルを切り避けた際に、車の右側に追突され左へ横転してしまったそうです。

その場で飲酒運転の車の男性は警察に逮捕され、患者さんは救急車で搬送されてしまったため、加害者とは何も話が出来なかったうえ、ほとんど相手を見ていないとのことでした。

患者さんは頸椎捻挫(むち打ち)と腰椎横突起骨折の負傷で、救急搬送された病院に入院され、退院後当院に通院されております。

 

このケースの場合、加害者の違法な飲酒運転により、任意保険での扱いはどうなるのか心配しておりましたが、ようやく2週間を過ぎてから加害者の加入している保険会社から連絡が入り、被害者の患者さんへの支払いを保険会社が一括するとのことでした。

患者さんへの連絡も有ったようですが、今、社会問題としても大きく取り上げられている飲酒運転の被害による事故で、死亡事故に至っていたかもしれない状況なので、患者さんの怒りは収まりません。

 

現状ではお仕事への復帰も困難なので、一定期間の安静、固定、治療の後、徐々に就労への復帰を考えております。

出来るだけ早期に就労復帰し完治できるよう、優先して治療いたしますので、くれぐれもお大事になさって下さい。

 

※患者様の個人情報保護に配慮して、年齢、性別等を記載しておりません。

 

 

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交通事故でマレットフィンガーを受傷された男性患者さんが経過良好

2016年02月20日|マレットフィンガー

昨年の12月25日に30代の男性がスクーターで走行中、乗用車に接触されて、転倒の際に右手第5指の腱性マレットフィンガーを受傷され、今年の1月16日から他医より転療されて当院に来院頂いております。東京から約2時間を掛けて毎週土曜日に来院頂いておりますが、2月13日で受傷から7週間を過ぎ、伸展の維持が可能となりました。今夜から入浴時にはシーネ固定を取って、髪を洗う時等に患部を引っ掛けないようテーピングを巻いて、入浴頂けるようになりました。

 

下記の写真が2月13日の来院時の外観です。

 

DSC04401.JPG

 

2月20日で8週間を経過し、伸展の維持が安定したため、入浴時の屈伸運動を許可して、日中は伸縮性テーピング固定として、夜間はシーネ固定を暫くの間継続するようにお願いしました。

 

下記の写真が2月20日の来院時の外観です。

 

DSC04435.JPG

 

患者さんは仕事で運転をされるため、就労後の第一関節の状態を毎日チェック

して頂き、多少でも屈曲するようなら就労時にシーネでの再固定をお願いしました。

 

☞もし再屈曲しても伸筋腱の再断裂ではなく伸筋腱の伸展力が弱いため

  なので、固定時間や固定期間を延長してコントロールしてゆけば、また

  元の状態に回復することをお伝えしました

 

年齢が30代で経過も良いため、再屈曲はしないようにも思いますが、週1回の通院なので慎重に経過観察をさせて頂きたいと思っております。お大事に。

 

また、完治の報告をさせて頂けたらと思います。

 

 

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新年明けましておめでとうございます。

2016年01月10日|アキレス腱断裂

新年明けましておめでとうございます。

 

昨年末は29日火曜日の午後8時30分頃に急患で左橈骨遠位端骨折の60代の男性患者さんが来院されました。お墓参りに行かれた27日の日曜日に階段を下っていて転倒し、受傷されてから2日を経過していたため、その手は可なりの腫れでグローブをはめているようでした。また、腫れのために全ての指がほぼ曲げられない状態で、左橈骨遠位端部には短縮変形を認め、尺骨は外側に亜脱臼しておりました。腫脹が高度で体格の良い方だったため、一人整復は困難と判断しアイシング後、勤務柔道整復師の杉本と対牽引をしての整復後、シーネ固定を施しました。

整復固定を終えると指の屈曲が少し可能となり、翌日の来院をお願いしました。

翌日の来院時には、かなり腫脹が軽減して指が大分曲げられるようになっていましたが、31日から1月3日までの4日間も固定をしたままでは腫脹が引かないので、31日の午前中の予約患者さんを拝見した後に来院頂くことにしました。

 

31日の朝は現在加療中の交通事故で頸部と右足関節部を捻挫された男性。左膝蓋骨不全骨折右母趾MPT関節捻挫の女性。右手第4指の腱性マレットフィンガーの女性を拝見して、最後に左橈骨遠位端骨折の男性患者さんに来院頂きました。

 

昨日よりも左手の腫脹は可なり軽減していて、指先が手掌に着くまで握れるようになっていました。これで正月の3日間を空けても問題のない状態まで腫脹が引いたと安心しました。

 

治療を終えて患者さんを見送りほっとしていると、お昼の少し前に接骨院の電話が鳴りました。電話は急患の30代の女性からでした。昨日、病院の待合室で長時間座っていて、立った時に急性腰痛(ぎっくり腰)となり、前屈が困難で可なりお辛い様子でした。

すぐに来て頂くように伝えて12時30分過ぎにご主人の運転で来院されました。

車から降りるのも大変でしたが、治療後に伸縮性テーピング、コルセット固定を施したので、正月中はある程度の安静は必要ですが、痛みと相談しながら徐々に動ける範囲で動いて頂くよう説明しました。数日で可なり痛みは軽減することも伝えて、1月4日の月曜日に来院頂くよう伝えました。

 

1月4日に通常通りの診療が始まり、早朝には受傷から1ヶ月未満のアキレス腱断裂の患者さんを2名治療し、先日の急性腰痛(ぎっくり腰)の女性はお昼近くに来院されました。症状を伺うと、元旦と2日はあまり変化が無かったようですが、3日の夜ぐらいから急に痛みが軽減して動きが楽になられたとのことでした。年末に来院された時のように歩くのもやっとではなくなり、ある程度のスピードで歩けるようになられていました。

 

午後には左橈骨遠位端骨折の男性患者さんに来院頂き、医科に診察を依頼しましたが、レントゲン検査上整復が不充分であったことと患者さんが血液凝固阻害剤を投与されていた為、翌日に総合病院の整形外科へ診察を依頼することにしました。

 

1月5日の10時過ぎに総合病院の整形外科での診察を終えた男性患者さんが当院での固定処置のまま来院されました。

総合病院のレントゲン検査上、整復位が改善されており整復位が許容範囲内であると診断くださり、当院での保存療法の同意を頂きました。

左橈骨遠位端部は粉砕骨折と関節面への骨折線も呈しており、男性患者さんには私からは入院して手術になる場合もある旨を伝えていたため、保存療法で治療できることになり大変喜んでおられました。

 

そんな矢先に80代の女性が階段で転倒されて、右鎖骨外端骨折と右第2~4肋骨骨折を合併されて来院されました。一人暮らしで固定処置により利き手が思うように使えなくなるため、入院された方が食事などのケアもして頂けると思い「医科を紹介しますので入院をされてはどうか」と提案しましたところ、入院はせずにご自宅からの通院で治療されたいと強く希望されましたので、了承して一日置きに通院して頂くことにしました。

 

他にも年末に道路で転倒されて、膝や顔面部を打撲された上、首をむち打ち(頸部捻挫)になられた女性など、年末年始は転倒によるお怪我の患者さんが多数来院されております。

 

暖冬とはいえ寒いと身体も縮こまり急ぎ足になりがちです。足元には充分に気を付けて、お怪我の無い一年になりますよう、心よりお祈り致します。

それでもお怪我をされてしまった際には、様子を見たりせずに早期に受診くださいますようお願い致します。

 

 

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新年明けましておめでとうございます。

2015年01月02日|交通事故

新年明けましておめでとうございます。

昨年末の27日(土)と30日(火)は年末にも関わらずとても混み合い、患者さんには大変お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。また、30日(火)はお待たせしたにも関わらず3名の方が帰られてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。前日の29日の(月)は空いていたのでこの日に来院頂くよう患者さんにお願いすれば良かったと反省しております。

 

いつもスタッフ一同が後悔するのは患者さんを待合室で散々待たせてしまった末に、患者さんが帰られてしまうことです。お仕事や治療後のご予定などでお時間がない場合には、遠慮なく受付の方に治療を終えたい時間を申し出て下さい。お仕事中の場合は優先的に拝見したいと思いますが、もし患者さんが治療を終えたい時間に治療が困難な場合には、改めて来院頂ける日に優先して治療が出来ますように配慮致します。

また、言い訳になってしまうかもしれませんが、現在遠方からの患者さんや就労により当院の診療時間内に通院が困難な方に関しましては、早朝の7時45分からの診療時間前に予約治療を行っております。また、アキレス腱断裂、鎖骨骨折、橈骨遠位端骨折、交通事故、労災等の治療時間を要する患者さんには、通院中の他の患者さんにご迷惑が掛からないように、早朝か昼休み、または空いている時間帯をご指定して来院頂いております。しかし、患者さんのご都合でこのような時間帯に来院が出来ないこともありますので、その場合はご理解、ご協力の程、宜しくお願い致します。

 

※ 尚、痛みの強い急性症状の患者さんは優先的に拝見しますので

   ご理解ご了承のほど宜しくお願い致します。

 

当院は以前のように混雑はしておりませんが、初診の患者さんには充分な時間を掛けて問診を含め対応させて頂いております。また、治療の途中経過に関しましても、子供さんであれば親御さんに来院頂きまして、充分な時間を掛けてご説明しております。

このような諸事情から待合室は空いているのに、長くお待たせしてしまうことも少なからず有ります。患者さんをお待たせしてしまった際には、いつも申し訳なく思うのですが、丁寧な固定処置や患者さんにご理解頂ける充分な説明をするためには、ある程度の時間を要するので、その点はご理解頂ければ幸いです。また、初診の際には時間的に充分な余裕を持って来院頂けると有難いです。

それにしても、私も気が短く待つのは好きではありません。それ以上に患者さんを待たせてしまうことは心許ないのです。

今年は、通院される患者さんが平均的に待ち時間が少なく通院頂けるように工夫、努力して参ります。

 

今年一年の皆さんの健康とご多幸を心よりお祈りしますと共にお怪我をされてしまった時には我慢や無理をせずに、早めの来院をお勧め致します。

 

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院長 佐藤和義

 

1月5日(月)より平常通り診療致します。

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交通事故で骨折・捻挫・打撲の大学院生が来院

2013年12月30日|骨折

 先日、1ヵ月前に自転車で走行中、車に接触されて転倒し左足の

第3趾の基節骨骨折左足関節捻挫右大腿部打撲の怪我を

負った大学院生が来院した。

 

1ヵ月前の受傷にしては、とても痛々しい歩き方でかなりの跛行を

呈していた。受傷からの経緯を聞くと、救急病院を時間外に受診

されて、レントゲン上はどこにも異常はなく、帰されてしまった

とのこと。翌日に痛みも強かった為、同病院に再診を依頼すると

整形外科の医師から、左足の第3趾の骨折と診断され、松葉杖を

出されたそうだ。その後も定期的に同病院の診察を受けるも、

荷重歩行時の疼痛が引かないため、当院に来院された。

 

左足関節は内側・外側共にかなりの腫れが残存しており底・背屈

に制限を認め、全荷重が困難で足関節捻挫に伴う距骨亜脱臼

示唆された為、整復を試みた。整復後は背屈制限をわずかに残存

するも荷重歩行痛はかなり軽減した。

 

左足第3趾の基節骨部には、第2趾を副子代わりに紙テープが

2本巻かれていた。骨折に対して紙テープ2本のみでは、足が

まともに着けないのも無理はないと思った。

 

右大腿外側広筋部は圧痛と打撲による筋挫傷部の硬結が触知され、

膝の屈伸や階段昇降時の疼痛がかなり残存していた。これも跛行

の原因となっていたようだ。

 

治療としては、超音波バスでの温熱療法と機能訓練指導、手技療法、

包帯及びシーネ固定、テーピング固定処置を施行した。

帰りには荷重歩行も殆んど無くなり安心して帰られた。

 

治療期間は約2~3ヶ月はかかると思われます。お大事に。

 

 

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