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院長:佐藤和義
住所:〒247-0056
鎌倉市大船1-23-31 サトウビル1F
TEL:0467-45-6700
アクセス:JR東海道線・横須賀線・根岸線 大船駅東口 徒歩1分
駐車場(有料駐車場40分間サービス券発行)

小児肘内障

小児肘内障(肘の脱臼)の2才の男の子が水曜日に来院

2018年05月16日|小児肘内障

今日の午後3時過ぎに近所の保育園から電話があり「園の2才児が左肘を脱臼したので、これから伺いますので宜しくお願いします」とのことでした。 

午後3時半を過ぎた頃、保育士の女性が二人乗りのリアカーのようなベビーカーに男の子を乗せて来られました。

パソコンで履歴を見ると、昨年の8月30日にも同じ左肘を脱臼(小児肘内障)して、保育士さんが連れて来られたのを思い出しました。

 

丁度空いていたので、すぐに治療室に入っていただきました。保育士の女性に負傷の原因を聞くと、お昼寝の後、トイレに連れていかれて、手洗いの時にはすでに左手を痛がり使わなかったそうです。昨年もお昼寝の後に泣き出していたそうで、寝返りで脱臼したと思われました。また、転倒などは全くしてはいないとのことでした。

すぐに整復をしたところ、しっかりと整復音が確認でき、男児も泣きませんでした。待合室で男児に、保育園から持ってこられた絵本を両手に持たせてみました。すると恐る恐る両手でページをめくり始め、普通に左手を使うようになりました。それを観て保育士さんも安心されておりました。

 

保育士さんには「これから保育園に戻られたら、脱臼しやすいので手首を引っ張らないように気をつけていただき、肩の脱臼はしないので、上腕部分を引っ張るようにして下さい」と伝えました。

ご両親には息子さんが左肘を脱臼(小児肘内障)た事を伝えていただくようお願いしました。くれぐれもお大事になさってください。

 

当院は、早朝や昼休みの午後の診察前等の時間外に、小児肘内障に限らず、肩関節脱臼、肘関節脱臼、顎関節脱臼、指関節脱臼等の急患対応をしております。

整復は無痛整復法を行い、最小限の痛みで整復されますので、組織の二次的損傷が最小限で済み、組織修復が早くなります。

 

脱臼でお困りの場合には遠慮なくご連絡下さい。 

 

 

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早朝に小児肘内障の3才の男の子が来院

2018年04月03日|小児肘内障

今朝の7時過ぎに接骨院の電話が鳴り、妻が電話に出ると急患の電話でした。お母様の話では、3才の息子さんが肘を脱臼(小児肘内障)した様子で、20~30分で来られるとのことでした。私が食事中で支度をするのに少し時間が掛かるのを考慮して、妻が7時45分に来院頂くように伝えてくれました。

7時40分に接骨院へ降りると、間もなく祖母様とお母様、ベビーカーに乗った男の子が来院されました。

 

受傷の原因は、昨夜7時ごろにお母様の義弟さんが息子さんの両手を持ってブランコのように遊んであげていたら、急に左手を使わなくなってしまったとのことでした。今回が初めての左肘を脱臼(小児肘内障)のため、お母様はとても心配そうでした。

息子さんは、右手は自由に使いますが左手は全く使おうとはしません。

 

DSC07164.JPG

 

受傷原因がはっきりしており、上腕骨部、前腕骨部の限局性の圧痛、腫れ等を観察しましたが全く所見が無いため、小児肘内障と判断して、整復をしました。

整復をすると指先に伝わる整復音と、僅かな耳に聞こえる整復音があり、お母様にも「聞こえました」と言われました。3才の息子さんは整復直後に少し泣きましたが、すぐに泣き止みました。

しかしながら、整復されたのに左手を使おうとしません。

昨夜の7時から12時間以上が経過している為、息子さんもおっかなびっくりで使おうとしないだけなので、その内に使い始めますから心配は要りませんよと説明し、入浴時や着替えの際に手首でなく上腕をつかむようにして、再受傷しないように諸注意事項をお伝えしました。

すると間もなく、しっぽを引っ張ると振動しながら前進する猫バスのぬいぐるみで遊ばせていると、いつの間にか左手でしっぽをつかみ引っ張っていました。

 

DSC07165.JPG

 

お母様には「これから保育園に行かせても大丈夫ですし、保育園には左肘を脱臼(小児肘内障)た事を伝えて頂ければ、気を付けて下さるでしょうから」とお伝えしました。

くれぐれもお大事になさってください。

 

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早朝に小児肘内障の2才の男の子が来院

2018年02月13日|小児肘内障

今朝の8時過ぎに接骨院の電話が鳴り、電話に出ると急患の電話でした。寝起きに2才の息子さんが肘を脱臼(小児肘内障)した様子で、お母さんから名前をお聞きすると,以前も数回来院されたことのある方でした。すぐに来られるとのことでしたが、少し遠い住所の方だったので、8時に予約の腱性マレットフィンガーとアキレス腱断裂の患者さんを治療してお待ちしました。暫くして8時45分頃に2才の息子さんを抱っこしてお母さんが来院されました。

受傷の原因は、息子さんが寝起きにカーペットの上で毛布を掛けた状態で寝返りを打っていたら、急に泣き出して左手を使わなくなってしまったとのことでした。前回の8月20日、前々回の5月4日も寝返りで左肘を脱臼(小児肘内障)しており、特に転倒や左手首を引っ張った様子は有りませんでした。

すでに息子さんは泣き止んでおりましたが、整復をすると指先に伝わる整復音があり、急に大きな声で泣き出しました。

それもつかの間、数秒で泣き止み振動する猫バスやプーさんのぬいぐるみなどで遊び始めました。すると、いつの間にか整復された左手も使って遊んでおりました。

 

お母さんに初診申込み用紙にご記入いただきながらお話を聞きくと、今回で左右の肘の脱臼(小児肘内障)は10回目ぐらいになるとのことでした。前回の8月20日の後にも1度肘の脱臼(小児肘内障)で電話を頂いており、私が勉強会で外出中の為、診て差し上げられませんでした。息子さんは4月末で3才になるということで、体格が以前より大きくなっておりますから、徐々に脱臼をしなくなりますから、あと少しの間気をつけて頂ければと思います。

 

最後に「これから保育園に行かせても大丈夫ですか」とお母さんから聞かれました。

「保育園の保育士さんに左肘を脱臼(小児肘内障)した事を伝えて頂き、左手首を引っ張らないように気を付けて頂ければ、保育園に行かれても大丈夫ですよ」とお伝えしました。

くれぐれもお大事になさってください。

 

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小児肘内障(肘の脱臼)の2才の男の子が午後の診療時間中に来院

2017年12月22日|小児肘内障

金曜日の午後の診療時間中に、2才の男の子が小児肘内障(肘の脱臼)で来院されました。負傷の原因はお母さんの左手と息子さんの右手を繋いでいて、散歩からの帰宅後、自宅のポストへお母さんが右手を伸ばしとところ、左手で息子さんの右手を引っ張ってしまったそうです。来院時はもう泣き止んでいましたが、全く手を使わない状態でした。下記が来院時の状態です。

 

DSC06763.JPG

 

今年の3月と7月にも小児肘内障(肘の脱臼)で来院されており、いずれも右肘の小児肘内障(肘の脱臼)でした。待合室の本棚にある、くまのプーさんの絵本でお母さんが息子さんをあやしながら治療室に入ってこられたので、私がくまのプーさんの指人形を使ってあやしたところ拒絶されてしまいました。アンパンマンのゴムボールやトトロの猫バスもことごとく拒絶されてしまったため、仕方なく脱臼の整復動作に入りました。前腕の回外では整復されず、肘関節屈曲後の前腕回外で整復音と共に整復されました。

整復後が下記になります。

 

DSC06764.JPG

 

泣かれてしまい、右手を使いません。

少し経ったら 下記のように右肘を曲げて使うようになりました。

 

DSC06765.JPG

 

3度目の正直ではなく、2度ある事は3度あるになってしまいましたが、小児肘内障(肘の脱臼)は3才から4才頃になりますと脱臼しにくくなり、小学生前の5~6才頃には脱臼しなくなりますので、気を付けてお過ごしください。お大事に。

 

 

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敬老の日に急患で2才の男の子が小児肘内障で来院

2017年09月19日|小児肘内障

9月17日(日)18日(月)は京都で第21回の敬身会という私的勉強会がありました。症例発表があり、ノートパソコンとプロジェクターを持参して、朝8時の小田原発の新幹線に乗る為に、7時前の大船発の東海道線に乗りました。台風の影響も幸い少なく勉強会は盛会に終わり、充実した2日間を過ごすことができました。

 

帰りの新幹線では疲れも有り1時間ほど眠りました。目を覚ましてすぐにスマホのメールをチェックすると、妻から急患の連絡が入っていました。

 

「2才のの肘の脱臼で整骨院で一度診てもらったらしく、はまっていないみたいなので診て欲しいとのこと」

「午後7時30分頃に帰宅予定なのでと伝えたところ、待っていて下さるとのことでした。帰宅次第、連絡しますと伝えました。お子さんは今は寝ているそうです。」

 

「前にも診ている患者さんで○○さんです。」

 

小田原で東海道線に乗り換えるときに連絡をする事を伝え、小田原で東海道線に乗り換えると、大船到着は7時31分でした。

大船駅に着くと足早に接骨院へ向かい、妻が接骨院の受付で待っていてくれました。

間もなく患者さんは来るだろうという事で、妻を自宅の4階へ帰すと、間もなく患者さんが到着されました。

 

お父様が2才の男の子を抱っこして来られましたが、全く泣いてはおらず静かでした。もう会うのも3回目だったので、私を見ても嫌がりませんでした。

 

下記が整復前の状態で、右肘を伸ばしたまま右手を使おうとしませんでした。

  

DSC06438.JPG

 

受傷の原因は、お父さんと布団の上でゴロゴロしていて、寝返りで脱臼したとのことでした。慣れていたため、あまり抵抗はされなかったのですが、整復の瞬間は少しだけ泣かれていまいましたが、すぐに泣き止んでおもちゃを渡すと両手でつかんでから右肘を曲げて右手が使えるようになりました。

 

下記が整復後の様子です。

 

DSC06439.JPG

 

当院には小児肘内障で4月と6月に通院歴が有りました。

前々回も、日曜と祝日に開院している整骨院に行かれたが整復されず、その日のうちに当院に来院され整復しました。

前回は当院に直接来院されたのですが、今回は祝日で当院が休診ということも有り、お住まいのすぐ近くで祝日でも開院している同じ整骨院へ、午後2時ごろの受傷後、すぐに行かれたそうです。

その整骨院では、整復動作の後も右手は使わない様子だったようですが、整骨院の先生は脱臼が整復されているのか良く分からないようで、多分大丈夫ではないかと帰されたそうです。帰宅後も息子さんが右手を使わないため、連絡を頂きました。

 

2才前後の小児肘内障は比較的整復は容易ですが、コミニケーションが取り難いため整復音が整復の確認になります。また、整復後におもちゃ等を患側の手に持たせて、手を使うようになるかの確認をすることも大切です。ただ、来院前に自然整復されてしまっていることも有ります。病院嫌いの子供さんですと、整復されても暫く患側の手を使わないことも有ります。

 

4才から5才ぐらいになると橈骨頭が成長により大きくなり、輪状靭帯は脱臼しにくくなります。私は小学生の7歳ぐらいの小児肘内障の経験が有りますが、しっかり肘関節を屈曲しないと整復されませんでした。整復音が大きいのも特徴で、そばにいる人の耳にも良く聞こえる大きな音がします。

 

0才から1才ぐらいですと、整復音は指に触知は出来ますが、音までは聞きとれないことがほとんどです。

 

2才の男の子のお父さんは抱っこをしていただいていたので、整復音が身体に伝わるかたちで「聞こえました」と整復音を確認いただけました。

半年の間に3回とも右肘関節の小児肘内障ですので、手首から引っ張らないように気をつけて下さい。急患の際はいつでもどうぞご連絡ください。お大事に。

 

 

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日曜日の早朝に2才の男の子が小児肘内障で来院

2017年08月20日|脱臼

8月20日の早朝7時30分に接骨院の電話が鳴り、妻が出ると急患の電話でした。寝起きに2才の息子さんが肘を脱臼(小児肘内障)した様子で、お母さんからの電話でした。私が電話に出ると以前も来院されたことのある患者さんでした。

20分程で来られるとのことで、身支度をして接骨院へ下りました。少し待っていると、8時ごろにお祖母さんと2才の息子さんを抱っこしたお母さんが来られました。

受傷した原因はお母さんが息子さんの添い寝をしていて、起きたらすぐに泣き出したそうで、前回の5月4日も寝返りで左肘を脱臼(小児肘内障)しており、特に転倒や左手首を引っ張った様子は有りませんでした。

すでに息子さんは泣き止んでおりましたが、整復をするとお母さんの耳にも聞こえる整復音があり、急に大きな声で泣き出しました。

それもつかの間、私が振動する猫バスのぬいぐるみを差し出すと、すぐに興味を示して泣き止み、整復された左手を伸ばして握って遊び始めました。

今度は男の子を妖怪ウオッチの絵本であやしながら、お母さんに初診申込み用紙にご記入いただきながらお話を聞きました。今回で左右の肘の脱臼(小児肘内障)は7~8回目ぐらいになるとのことでした。そういえば5月4日に来院された際にお聞きしていたのを思い出しました。息子さんはかなり習慣性になってはおりますが、幼稚園に入る頃には脱臼をしなくなるので、あと1~2年は気をつけて下さいとお伝えしました。

また、当院までは少し遠いので、診療時間内であれば近隣の整形外科を受診頂いて、昼休みや祭日・休日に脱臼してしまったら、いつでもご連絡下さいとお伝えしました。

 

泣き止んでいたので妖怪ウオッチの絵本を持って記念撮影をしてくれました。

 

 

DSC06291.JPG

 

鼻水が出ていたのでティッシュペーパーを差し上げると、もう1週間前から風邪を引いているそうで治りかけとのことでした。風邪も早く治ると良いですね。くれぐれもお大事にね。

 

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2才の男の子が小児肘内障(肘の脱臼)で来院

2017年07月29日|小児肘内障

土曜の午後2時少し前、遅めの昼食を食べていると接骨院の電話が鳴り、お孫さんの男の子が肘を脱臼したようなので、これから診て頂けますかとのお祖母様からの電話でした。以前にも当院には来院されており、今は藤沢からこちらへ車で向かっているとのことでした。接骨院前に車を停めて頂くように伝えて、昼食を済ませて接骨院に降りました。

 

パソコンで検索すると3月に来院された男の子でした。顔を思い浮かべつつ待っていると間もなく接骨院前に車が停まりました。助手席からお父さんが男の子を抱っこして降りてこられました。男の子は大泣きでしたので、ずっと泣いていたのですかと尋ねると、車の中では寝ていて、起こしたため泣き出してしまったようでした。すぐに治療室に入って頂き、負傷の状況をお聞きしましたが、脱臼した状況を聞き取るのも大変な程の泣き声でした。

 

前回は奥様がお子さんを連れて来られて、ご主人が右手を持って引き上げて脱臼したのですが、今回は公園を散歩していて、転びそうになったお孫さんの右手をお祖父様が引っ張り脱臼したとのことで、転倒はされていないとのことでした。

3月に来院された際のブログを読みましたと言われて、今回もブログにしないといけないと使命感を抱きました。

 

1才10か月から2才2か月になり、目のクリッとした男の子はひと回り大きくなったように感じました。アンパンマンのおもちゃであやすとかえって大きな泣き声になり、お父様との会話も困難な状態になりました。すぐに整復動作を行うと、大きな泣き声の中でも聞き取れる程、パキッと整復音が聞こえ整復されました。

 

男の子は寝起きで機嫌も悪かったので、整復された後も暫くは泣いていましたが、泣き声のボリュームは徐々に低下していきました。

お父様とお祖母様に再脱臼しないように、手首ではなく上腕を引っ張ってあげれば肩関節は脱臼しないことを伝えました。また、5才頃までは小児肘内障(肘の輪状靭帯の亜脱臼)になりやすいので、急患は時間外や休日でも、お電話くださいと伝えました。

また、脱臼しないように気を付けて下さいね。お大事に。

 

 

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3才の女の子が小児肘内障で日曜午後に急患で来院

2017年05月14日|小児肘内障

曜日の午後3時過ぎに、二つ下の妹から「知り合いの娘さんが肘を脱臼小児肘内障)したようだから診てあげて」と携帯に電話がありました。

「今、イトーヨーカ堂から向かうから宜しくね」とのことだったので、急いで用意をして一階の接骨院へ降りました。

すると、既に入口前に御家族でお待ちで、お母さんが3才ぐらいの娘さんを抱っこされ、お父さんが生まれて間もない赤ちゃんを抱っこされていました。「どちらのお子さんかな?」と思いつつ、急いで鍵を開けて待合室に入って頂きました。お母さんが娘さんを椅子に腰かけさせると、娘さんが泣き出しました。娘さんは左手首の上に右手首をちょこんと乗せて、痛そうにしておりました。アンパンマンの音の出るおもちゃやしっぽを引っ張ると前に進む猫バスなどで娘さんをあやして、お母さんに初診申込み用紙へ記入して頂きながら、受傷の原因をお聞きしました。

ご両親とも受傷した場面を見てはいなかったようでしたが、ショッピングモール内の遊具施設で遊んでいて、急に娘さんが泣き出して右手を使わなくなった様子でした。遊具のトンネルを四つん這いで進んで遊んでいて、転倒はしていないとのことで、また、過去に2回右肘関節脱臼(小児肘内障)の経験が有るとのことでした。

 

治療室に入って頂き、お母さんに娘さんを抱っこしてもらい、上腕骨顆上骨折、橈骨遠位端骨折等の症状が無い事を確認して、やや肘関節を伸展し、軽度屈曲位で前腕を回外しただけで、お母さんにも聞こえる整復音と共に整復されました。

整復後は少し泣かれましたが、すぐに泣きやんで「ありがと」とお礼を言われて驚きました。アンパンマンのおもちゃを渡すと右手で使いだし、音を鳴らして遊び出したので、ご両親も安心された様子でした。

 

ご両親には小児肘内障の病態を模型を使って説明して、再脱臼をしないように、手首ではなく上腕部や脇から抱き上げるようにすれば、再脱臼しない事をお伝えました。

帰り際、入口まで見送っていると3才の娘さんから、また「ありがと」とお礼を言われ右手でバイバイをしてくれました。

 

ゴールデンウイークの4月30日(日)、5月4日(木)、5月7日(日)には、みんな2才の男の子でしたが小児肘内障の急患がありました。わずか2週間程の間に小児肘内障の患者さんが4人も来院されるのは珍しいことです。

 

 

小児肘内障(肘の脱臼)の豆知識

 

① 小児肘内障は0才から5才ぐらいまでに多く発症します。

② 小児肘内障は習慣性にもなりますが、後遺症を残さない橈骨周辺にある

  輪状靭帯などの亜脱臼で、成人の関節の脱臼とは異なります。

③ 整復をして治療は1回で終わりです。

④ 再脱臼に気を付ければその日に入浴しても構いません。

⑤ 転倒による受傷か、手を引っ張ったことによる受傷かを見極める必要が有り

  ます。

 

遊んでいて、転んでもいないのに子供さんが急に手を使わなくなった場合には

小児肘内障の可能性があります。

 

 

受傷の原因には以下のようなものがあります。(当院の来院患者さんの例)

 

 ・ご両親と手を繋いで歩いていて子供さんを高い高いして手を引っ張ったとき。

 (お父さんとお母さんの身長差や手を引く力の差で生じます)

 

・お父さんまたはお母さんが子供さんが転びそうになって手首を引っ張ったとき。

 

・子供同志(兄弟や友達)でおもちゃの取り合いや引っ張りっこをしたとき。

 

・兄妹げんかでお兄ちゃんが妹さんの手を引っ張ったとき。

 

・椅子やソファーから後ろ向きでお子さんが降りようとしたとき。

 

・子供さんが滑り台で滑っていたら、身体の方が先に前へ進んでしまい、捕まっ

 ていた持ち手で引っ張られてしまったとき。

 

・子供さんが転びそうになり、自分の手でどこかに捕まったとき。

 

・入浴後に親御さんがお子さんの身体をタオルで拭いていて手を引っ張って

 しまったとき。 

 

・お店でお子さんが床に寝転がってダダをこねて、堪りかねたお父さんが

 お子さんの手を引っ張って立ち上がらせたとき。

 

以上の様な原因が有りますが、お子さんが急に泣き出すと慌ててしまうのも無理はありません。お子さんが泣き出す前の状況を冷静に思い出して頂き、記憶にとどめておいて下さい。現場を見ていなかったとしても、何をして遊んでいたかだけでも解れば大丈夫です。

 

☞ご両親がお子さんの負傷の原因を明確にしておくと診断がし易いです。

 

小さなお子さんは、身体が柔軟で意外と転倒しても怪我をしにくいものです。しかし、転倒後に泣き止まず暫く泣き続ける場合には、骨折の可能性を否定できないことも有ります。

 

小児肘内障の場合には、脱臼をした瞬間には痛みが有り、子供さんはとても泣きますが、暫くすると痛みは軽減又は消失してしまい泣き止みます。それでも、手のひらを返す動作を嫌がり、肘を深くは曲げられません。そのため、泣き止んだあとも患部の腕を使おうとはしません。

 

その様な状態が見受けられる時は小児肘内障の可能性が高いため、整復をして元に戻してあげる必要が有ります。

 

小児肘内障は負傷後から多少の時間を置いても問題は有りません。電話でお子さんの様子を伺い、骨折の可能性が有れば応急処置後、最寄りの医療機関をご紹介いたします。小児肘内障で有れば、外出先から治療室で待ち合わせをして治療を致します。

 

当院は、急患に対応しておりますので遠慮なくお電話ください。

不在の場合でも、留守番電話で私の携帯電話番号をお知らせ致します。

 

 

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1才10カ月の小児肘内障の男の子が来院

2017年03月27日|小児肘内障

今日の午後6時過ぎに1才10か月の男の子が、右肘の小児肘内障(肘の橈骨頭の周囲にある輪状靭帯の亜脱臼)で来院されました。お母さんから5時ごろに電話を頂いていて、ベビーカーで連れてこられました。目のクリッとした、ほっぺの少し赤いとても可愛らしい男の子でしたが、待合室に着くなり可なり大泣きでした。治療室に入って頂くと、とても抵抗されてしまい、患部の右肘を診る事すらできない状況でした。

 

男の子をよく観察しながら、お母さんに受傷原因をお聞きすると、昨日ご主人が息子さんの右手を持って引き上げてから右手を使わなくなった様子でした。過去にも2度右肘を脱臼した事が有り、様子をみていたら翌日には普通に使うようになっていたとのことでした。

泣きじゃくる息子さんをお母さんに抱っこしてもらい、右肘関節の屈曲、前腕の回外の整復をするとわずかに整復音のクリックを右手母指の指先に触れました。

最後に待合室でベビーカーに男の子を乗せてあげたのですが、腰をのけ反らせて抵抗されながら座らせて、お母さんにベルトを装置して頂きました。最後まで泣かれてしまったのですが、待合室を出るときには泣き疲れたのか、泣き止んでおりました。

 

1才10か月ですと予防接種もしており、注射をされるのではないかと思ったのではないでしょうか。

また、脱臼しないように気を付けて下さいね。お大事に。


 

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2才の女の子が小児肘内障(肘の脱臼)で来院

2016年08月06日|小児肘内障

8月5日金曜日の午後7時前の診療受付が終わる前に、2才の娘さんのお母さんから娘さんが左肘の脱臼(小児肘内障)をしたようなのでこれから受診したいとの電話が有りました。しばらく待っていると、午後7時15分過ぎに抱っこひもの中で疲れて寝ている女の子とお母さんが来院されました。

 

今日は大船駅の西口の方で盆踊りがあったらしく、茅ヶ崎の方から親子で来られていて、その帰りだったそうです。左肘の脱臼(小児肘内障)の経験は初めてで、負傷の原因をお聞きすると、盆踊りの帰りに娘さんをお母さんがおんぶしていて、地面に降ろそうとした時に左手が引っ張られてしまったようで、急に泣き出して左手を使わなくなったとのことでした。

 

娘さんが眠っている間に整復してしまおうと思い、待合室の椅子にお母さんと隣り合わせにそっと座ったのですが、すぐに目を覚ましてしまいました。白衣を観てぐずってしまったようだったので、すぐに左肘をそっと屈曲して回外し整復を終えました。整復音を右母指に触知し、お母さんに整復された事を伝えました。整復の瞬間に少し泣かれましたが、アンパンマンの音の出るおもちゃを持ってきて渡すとすぐに興味を示して、すぐに泣き止んでくれました。そのまま左手を使うようになり、左手でアンパンマンの音の出るおもちゃを掴んで遊んでいました。

 

再脱臼をしないように、お母さんには手首ではなく上腕部を持って引くようにすれば、子供さんの肩関節は脱臼しない事を伝えて治療を終えました。

 

 

小児肘内障(肘の脱臼)の豆知識

 

① 小児肘内障は0才から5才ぐらいまでに多く発症します。

② 小児肘内障は習慣性にもなりますが、後遺症を残さない輪状靭帯の亜脱臼

  です。

③ 整復をして治療は1回で終わりです。

④ 再脱臼に気を付ければその日に入浴しても構いません。

  ☞タオルでお子さんの身体を拭くときには気を付ける必要が有ります。

⑤ 転倒による受傷か、手を引っ張ったことによる受傷かを見極める必要が有り

  ます。

 転んで手をついた場合には、橈骨遠位端骨折や上腕骨遠位端骨折の可能性

  が有ります)

 

しかし、遊んでいて、転んでもいないのに子供さんが急に手を使わなくなった

場合には小児肘内障の可能性があります。

 

 

受傷の原因には以下のようなものがあります。(当院の来院患者さんの例)

 

 ・ご両親と手を繋いで歩いていて子供さんを高い高いして手を引っ張ったとき。

 (お父さんとお母さんの身長差や手を引く腕力の差で生じます)

 

・お父さんまたはお母さんが子供さんが転びそうになって手首を引っ張ったとき。

 

・子供同志(兄弟や友達)でおもちゃの取り合いや引っ張りっこをしたとき。

 

兄妹げんかでお兄ちゃんが妹さんの手を引っ張ったとき。

 

・椅子やソファーから後ろ向きでお子さんが降りようとしたとき。

 

・子供さんが滑り台で滑っていたら、身体の方が先に前へ進んでしまい、捕まっ

 ていた持ち手で引っ張られてしまったとき。

 

・子供さんが転びそうになり、自分の手でどこかに捕まったとき。

 

・入浴後に親御さんがお子さんの身体をタオルで拭いていて手を引っ張って

 しまったとき。 

 

以上の様々な原因が有りますが、お子さんが急に泣き出すと慌ててしまうのも無理はありません。お子さんが泣き出す前の状況を冷静に思い出して頂き、記憶にとどめておいて下さい。現場を見ていなかったとしても、何をして遊んでいたかだけでも解れば大丈夫です。

 

☞ご両親がお子さんの負傷の原因を明確にされていると診断に役立ちます。

 

小さなお子さんは、身体が柔軟で意外と転倒しても怪我をしにくいものです。しかし、転倒後に泣き止まず暫く泣き続ける場合には、骨折の可能性を否定できないことも有ります。

 

小児肘内障の場合には、脱臼をした瞬間には痛みが有り、子供さんはとても泣きますが、暫くすると痛みは軽減又は消失してしまい泣き止みます。それでも、手のひらを返す動作を嫌がり、肘を深くは曲げられません。そのため、泣き止んだあとも患部の腕を使おうとはしません。

 

その様な状態が見受けられる時は小児肘内障の可能性が高いため、整復をして元に戻してあげる必要が有ります。

 

小児肘内障は負傷後から多少の時間を置いても問題は有りません。電話でお子さんの様子を伺い、骨折の可能性が有れば最寄りの医療機関へ行かれるようにご指示もいたします。負傷の原因から肘の脱臼小児肘内障)と判断出来れば、外出先から治療室で待ち合わせをして治療を致します。

 

当院は、急患に対応しておりますので遠慮なくお電話ください。

不在の場合でも、留守番電話で私の携帯電話番号をお知らせ致します。

 

 

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