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TEL:0467-45-6700
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小児肘内障

小児肘内障の2才女児が急患で来院

2020年04月08日|小児肘内障

4月8日水曜日は6時半には最後の患者さんが帰られ、7時前から片付けをしていました。7時過ぎに電話が有り、

「2才の娘が肘を脱臼したようなので、時間外に申し訳ないのですが,診ていただけますか?」と女の子のお母さんからでした。

車で来られるとのことで、少しお時間が掛かるようだったので、院内の清掃と共に消毒などを行い待っていました。

 

片付けもほぼ終わって、そろそろ患者さんが来られるかと思い外を観ると、ちょうど車が到着しました。外に出て接骨院の前に車を誘導し、挨拶も早々に待合室へ入っていただきました。

2才の女の子はパジャマ姿で泣いてはおらず、少し眠そうな感じでした。5才のお兄ちゃんも一緒でした。

3年前にお兄ちゃんも半年間に3回、右肘関節脱臼(小児肘内障)で来院していました。お兄ちゃんは5才になっていて、もう脱臼する事は無くなっていました。

 

待合室でお母さんに初診申込み用紙へ記入いただきながら、女の子にどのように負傷したかを尋ねました。すると、ソファーから後ろ向きで降りようとして、座面と右手が摩擦のように働いて、引っ張られたようになったと教えてくれました。

2才にしては、しっかりとした受け答えで、お母さんと私が「転んだりはしていないのね?」と尋ねると「うん」としっかりうなずきました。

 

女の子は昨年の12月に右足の小趾を打撲して、少し通ったことが有りました。

また、その時には先にお母さんが左足関節捻挫(靭帯損傷)で通われており、毎回一緒に来られていました。そのため、私には慣れていたので、整復時に少しだけ表情は歪みましたが、全く泣かずにすんなり整復が出来ました。

聞き取れるほどの整復音ではなかったですが、しっかりと整復音を触知出来ました。

 

下記は整復前で、右手は手の平を上に返すことが出来ません。

 

DSC00232.JPG 

 

整復後は手の平を上に返すことが可能になります。

 

DSC00234.JPG

 

また、肘を曲げることも可能になります。

 

DSC00233.JPG

 

私はてっきりお兄ちゃんに手を引っ張られて、右肘関節脱臼(小児肘内障)をしたのかと思っていましたが、自分で負傷してしまったのですね。今回が初めてですが、今後お兄ちゃんのように3回も脱臼しないように気をつけてくださいね。お大事に。

 

昨日の午前中も保育園に通う、2才の男の子が左肘関節脱臼(小児肘内障)で保育士さんに連れて来られました。

 

先週の月曜の午前中も5才と2才の男の子が小児肘内障で来院されました。

 

3月24日の2才の女の子から小児肘内障の患者さんが続いております。

 

肘関節脱臼(小児肘内障)は大人の肘関節脱臼とは異なり、しっかりと整復されれば、すぐに手を使えるようになります。個人差は有りますが、頻繁に脱臼を繰り返す子供さんもおります。

(当院には5~10回急患で来院した子供さんが居ります。)

 

※身長差の有るお父さんとお子さんが手を繋いでいて、お子さんの手を

  お父さんが強く引っ張った際に負傷されることが多い疾患です。

 

肘関節脱臼(小児肘内障)は成長とともに5才くらいになりますとし難くなります。小学生になればほぼ発症しなくなり、後遺症も残りません。

 

肘関節脱臼(小児肘内障)でお困りの際には、時間外や急患でも拝見しておりますので、遠慮なくお電話ください。

 

 

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