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院長:佐藤和義
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TEL:0467-45-6700
アクセス:JR東海道線・横須賀線・根岸線 大船駅東口 徒歩1分
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靭帯損傷

深夜に左足関節(ショパール関節)捻挫の男性が来院

2019年04月30日|捻挫

4月27日土曜日の23時40分頃の入浴中に、髪を洗っていると妻が急患の電話を取ったようで

「急患だけど、あとどれくらいで出られる?」と聞かれました。

シャワーの音にかき消されて、聞こえ辛かったのですが、

「15分で来られるそうだけど、20分後にしてもらう」 と妻。

「じゃあそうしてもらって」と私。

 

正直なところ「何でこんな深夜に、ましてや風呂上がりに参ったなー」

と心の声が聞こえておりましたが、これも急患応需をうたっている宿命と納得し、

急いで髪を乾かしました。

 

一階の接骨院へ降りるとまだ患者さんは到着しておらず、道路に出て見渡しても来る気配は有りませんでした。

接骨院へ戻り少し待っていると、ピザ屋さんのデリバリーのような三輪バイクで患者さんが到着しました。この時すでに午前0時を過ぎ4月28日になっていました。

 

患者さんは以前もバスケで右足首を捻挫して、急患で来院されたのですが、今回は左足首のようでバイクを降りると右足でケンケンした状態で、一歩も左足を着くことが出来ませんでした。

接骨院の中へすぐに入っていただき、初診申し込み用紙に記入していただきながら、左足首の患部を観察しました。負傷の原因はバスケのゲーム中にリバンドに跳んで、着地の際に左足首を内側に捻ってしまったようでした。下記の写真では外果の前方のショパール関節部分が腫れ、発赤も生じていました。

 

DSC08689.JPG

 

前距腓靭帯部に腫れは無く、圧痛も有りませんでしたが、ショパール関節部には少し触れただけでも相当な痛みを訴えられました。

上記の写真では分かり難いですが、下記の両足関節の正面からの写真ではショパール関節部分の腫れの差がはっきり分かります。

  

DSC08688.JPG

 

ショパール関節には二分靭帯(=Y靭帯:踵舟靭帯と踵立方靭帯)が有り、しばしば踵骨前方突起裂離骨折を生じますが、痛がり様からは恐らく踵骨前方突起裂離骨折ではないかと思いました。しかし、エコーで観察したところ、踵骨前方突起には裂離骨折は観察出来ず、ショパール関節部の離開と二分靭帯損傷、顕著な腫脹を観察しました。

 

アイシングをしていると、軽い貧血になってしまったため、横になってもらいもう少しアイシングを継続しました。

貧血が落ち着いた頃に整復固定処置を行い、帰りには松葉杖を貸し出しました。

 

 処置を終えると

「昨日じゃなくて、もう今日なんですけど講習会が有って、昨年も欠席しているので行かないとまずいんですよね」「いつも予定の有る前に怪我するんだよなー」

 「それに、明日は横浜マラソンで仮装とかして42.195キロを走る予定だったのですが無理ですよね」 と言われました。

 

「講習会は座学なら松葉杖ついて行けるけど、なるべく安静が良いけどね」 

「マラソンは流石に無理だろう」

 

「マラソンは流石にやめときます」

 

DSC08690.JPG

 

患者さんのバイクのセルが故障していて、キックでしかエンジンがかからない為、

「来るとき怪我した左足でエンジンかけて、めちゃめちゃ痛かったんですよ」

と言われたので、私が代わりにエンジンをかける手伝いをしました。キック3回でエンジンがかかり深夜1時に無事に帰られました。

 

幸い28,29日の連休後の30日火曜の来院時には、松葉杖を使用しなくても歩けるようになっており、松葉杖を返却されました。

 

バスケが早く出来るように治しましょう。それよりまずは仕事が普通に出来るようにしましょう。お大事に。

 

 

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金曜の夜間に右足関節捻挫(靭帯損傷)の男性が急患で来院

2018年04月28日|足関節捻挫

金曜の夜9時過ぎに夕飯を食べていると接骨院の電話が鳴りました。妻が出ると岩瀬中学校の体育館で午後7時から9時に一般開放でバスケットボールをされているクラブチームの代表の方からでした。

チームの男性が右足首を捻挫したので、これから診て欲しいとのことでした。一旦自宅へ子供さんを送ってから来院されるとのことで、食事を済ませてから一階の接骨院へ降りました。

 

代表の方からは、大したことはないと思うんだよねと言われていたのですが、原付バイクで来院された患者さんは、バイクを降りるとケンケンで全く右足を着けませんでした。  下記が来院時の外観写真です。受傷は8時30分頃で1時間ほどしか経過していない割には、右の腓骨遠位端部に可なりの腫脹を認めました。

 

DSC07279.JPG

 

DSC07281.JPG

 

負傷の原因はバスケットボールのゲーム中にリバウンドに跳んで、着地の際に自分の身体を支えきれずに右足関節を内返しに捻ってしまったとのことでした。

 

腓骨遠位端部の腫脹と限局した圧痛から腓骨遠位端部骨折を疑い、超音波観察装置で患部の観察をしました。 幸い腓骨遠位端部に骨折はなく、腓骨筋腱の損傷が強かったために腓骨遠位端部に血腫が著明であったことが解りました。また、前距腓靭帯の損傷が著明で前方引き出し症状も認めました。

足関節の底・背屈制限も認めたため、アイシング後に距腿関節のアライメントを整えるために整復をしてから、足関節を背屈約5度でギブス固定を施しました。

 

DSC07282.JPG

 

治療後、荷重歩行痛はほぼ消えましたが急性期のため一本杖を貸し出しました。

 

※足関節捻挫(靭帯損傷)は一般的に軽視されがちな疾患です。整形外科ではレントゲンで骨に異常がないと固定はされず、湿布の処方だけで帰されてしまう事が少なくありません。また、簡易サポーターで固定されても歩くのに痛みがあったり、腫れが中々引かず、経過が不良で転療されてくる患者さんが多数おられます。

 

足関節捻挫(靭帯損傷)は整復後に初期固定をしっかり施して、松葉杖が無くても荷重歩行可能な状態にする事がとても大切です。

 

私も20代の頃、毎週土曜日に隔週で大船中学校と岩瀬中学校の体育館でバスケットボールのクラブチーム「スクランブル」の代表をしておりました。鎌倉市内のクラブチームの大会にも登録して、春と秋には大会にも出場しておりました。

当時の私も左右の足関節を数え切れないほどバスケットボールで捻挫していて、予防のために、必ず自分でテーピングをしてプレーしておりました。

 

捻挫は癖になると言われる方が居りますが、初期固定をしっかりとせずにリハビリや物理療法等を行わなかった場合には、靭帯の組織癒合が不充分な状態で終わってしまいます。歩行時痛が無くなっても、傾斜や低い段差等で簡単に足関節を捻りやすくなります。このような状態になってしまった足関節を

 

足関節不安定症といいます。

 

このような状態にはならないように、バスケットボールクラブに早く復帰できるよう、頑張って治していきましょう。お大事に。

 

 

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