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院長:佐藤和義
住所:〒247-0056
鎌倉市大船1-23-31 サトウビル1F
TEL:0467-45-6700
アクセス:JR東海道線・横須賀線・根岸線 大船駅東口 徒歩1分
駐車場(有料駐車場40分間サービス券発行)

挫傷(肉離れ)

左下腿部の肉離れ(腓腹筋断裂)をされた女性の経過など

2015年04月03日|挫傷(肉離れ)

下記の写真は3月14日、ランニング練習中に後ろ向きで走っていてバランスを崩して左腓腹筋内側部の筋挫傷(肉離れ)をされた50代女性患者さんの受傷から3日後の内出血の様子です。下腿3分の1の部分にうっすらと赤い皮下出血を認めます。筋挫傷(肉離れ)をしたのは皮下出血のやや上の部分で、筋断裂部の陥凹を触知できます。

 

(受傷から3日後)

DSC03204.JPG

 

下記の写真は受傷から10日後の皮下出血の状態で、重力で血液が下方へと拡がり、痛々しい状態がご理解いただけると思います。 

 

 (受傷から10日後)

DSC03224.JPG

 

 腓腹筋の内側部が断裂しても、内出血した血液は重力で下方へ降り、外側部にも拡がります。

 

DSC03223.JPG 

 

この患者さんはパートで販売の立ち仕事をされていて、代わりの人がいないため休むことが出来ませんでした。そのため受傷の翌日から患部を適度に圧迫固定し、腓腹筋を弛緩させるために踵に高さを持たせて就労して頂きました。加療により、数日で歩行時の痛みが取れ、一日も休まずに仕事をされており経過は良好です。

 

3月30日から左アキレス腱を断裂された30代男性が通院中ですが、昨年8月に左腓腹筋内側部の肉離れをされて、お仕事が多忙なため特に治療はせずに我慢されました。

受傷から約8か月を過ぎておりますが、患部には筋断裂後の硬結を認め、圧痛も有ります。

左アキレス腱断裂は剣道で受傷されたのですが、昨年8月の左腓腹筋内側部の筋断裂(肉離れ)が伏線となったとも考えられます。

 

尚、アキレス腱断裂の患者さんの多くに、腓腹筋の断裂の既往歴があり、運動中に腓腹筋の違和感や軽い痛みを覚えた後にアキレス腱を断裂されております。

 

たかが肉離れと思われがちですが、湿布を貼って安静にしていても組織の修復は遅れるだけです。歩行時の痛みもすぐには取れず日常生活に支障を来し、跛行により腰痛を発症される方も多く見受けます。

適切な固定処置と物理療法等のリハビリを早期から行うことで、後発する怪我等の予防にもなります。

 

昔から日本人は我慢すること、我慢強いことを美徳としておりますが、怪我をされた後に我慢することは決して良くはありません。損傷した組織には出来るだけ早めに適切なRICE処置(安静・冷却・圧迫・高挙)を加え、組織修復に必要な治療(温熱療法・手技療法・機能訓練等)をされた方が治療期間が短くなります。万が一後遺症が残ったとしても最小限で済みます。

 

マラソン、卓球、社交ダンス、ママさんバレー、野球等のスポーツに親しむ中高年の方はとても多くおられます。怪我の予防に心掛けて、万が一怪我をしてしまったら我慢をせずに早めに治療されることが、長くスポーツに関われることに繋がると思われます。

また、治療をせずに後遺症を残してしまうことが、高齢になった際に生活の質を落としかねない場合も有ります。

 

早期の治療で早めに回復すれば、日常生活の支障も最小限で済み、好きなスポーツにも早く復帰が出来ます。

 

日本人の多くが心身ともに健康で長寿であれば超高齢化社会も乗り切っていけるのではないでしょうか。

 

 

 

大船駅東口より徒歩1分

 

大船接骨院


急患応需


☎0467-45-6700


 

 


 

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【急患応需】

2014年02月20日|脱臼

当院は急患の場合平日の早朝や診療終了後の時間外・土曜午後

祝日・日曜も受け付けております。

 

急なお怪我は致し方が無いので、遠慮なくお電話下さい。

受傷後出来るだけ早めの冷却・整復固定処置が大切です

 

留守電の場合は、実家の電話か私の携帯電話をお知らせしますので、

掛け直して頂ければ幸いです。

 

 

【過去の急患症例】

小児肘内障・顎関節脱臼・肩関節脱臼・肘関節脱臼・指関節脱臼

右足第5趾趾節間関節背側脱臼・左足第1趾趾節間関節背側脱臼

橈骨下端部骨折・足関節捻挫(距骨亜脱臼含む)・上腕骨頸部骨折

アキレス腱断裂・腓腹筋挫傷(肉離れ)・膝関節内側側副靱帯損傷

膝関節半月板損傷(ロッキング症状合併例)

急性腰痛(ぎっくり腰)・第5中手骨骨折・第5中足骨骨折等

 

 

 

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左下腿部挫傷(肉離れ)の急患の患者さんが来院

2013年08月30日|挫傷(肉離れ)

平成25年6月8日土曜日の午後8時過ぎに妹から中学時代の同級生がバレーボールでふくらはぎを怪我したので、診て欲しいと連絡があり、午後9時にその同級生が来院した。


左腓腹筋内側頭の肉離れでまともに足が付けず、歩行が困難であった。バレーボールでスパイクのために踏み込んだ際に受傷されたとのこと。お仕事が配送業の夜勤業務で休めないため、踵を高くして腓腹筋を弛緩し、歩行が可能となるように冷却後、固定処置を施した。


2週間ほどで通常歩行が可能となり、腓腹筋の断裂部の硬結がわずかに残存するも、バレーボールに元通り復帰され、2ヵ月半ほどで治療を終えた。年齢的にも再受傷されないように準備運動と整理運動は充分に行ってほしいものである。


重症の腓腹筋断裂ですと、アキレス腱の不全(部分)断裂ぐらいの治療日数がかかるものです。

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