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院長:佐藤和義
住所:〒247-0056
鎌倉市大船1-23-31 サトウビル1F
TEL:0467-45-6700
アクセス:JR東海道線・横須賀線・根岸線 大船駅東口 徒歩1分
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骨折

第26回日本柔道整復接骨医学会 大阪大会での口頭発表を終えました

2017年11月05日|骨折

11月3日(金)4日(土)は第26回日本柔道整復接骨医学会が大阪で開催されました。11月4日(土)を臨時休診し、患者さんには大変ご迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした。

 

当院から11月3日(金)に2題の口頭発表を致しました。以下が口頭発表の要約文です。

 

「柔道整復師の医療コーディネーター的な役割について」

          ―当院の医接連携の実際―  

        

〈キーワード〉

医療コーディネーター、医接連携、保存療法、人工関節置換術、接接連携。

                                  

柔道整復師が開業する接骨院には健康保険の適用上では、保存療法で施療可能な急性、亜急性の骨折・脱臼(応急処置後の施療には医師の同意が必要)・捻挫・打撲・挫傷の患者さんが来院される。しかし、患者さんが接骨院での施療が可能な疾患であるか、整形外科等で治療すべき疾患かの判断は難しく、接骨院では施療が困難な疾患でも、受診される方が多いのは周知の通りである。また、医師の同意を必要とする骨折や脱臼の患者さんで、整形外科での治療ではなく接骨院の施療を希望される方もいる。他には高齢化に伴う変形性の関節疾患の増加で、変形性股関節症、変形性膝関節症の患者さんが接骨院を受診される場合もある。整形外科領域では人工関節手術適応の患者増加にともない、人工関節の専門病院が全国に増えている。

このような背景から柔道整復師の日常の施療における医接連携は、患者さんにとって柔道整復師が医療コーディネーター的な役割を担う事が多いと考える。当院では医科へ年間約120件の診察依頼を行い、医接連携のもとに施療を進めるように心掛けている。

今回、最近数年間に当院から医科・接骨院へ診察依頼した患者さんの経過を主な疾患別に統計調査を行った。主に医科へ診察依頼した変形性股関節症で、人工股関節全置換術に至った患者さんの経過を中心に報告する。


さかのぼること16年前になりますが、平成13年に変形性股関節症のYさんを人工股関節の手術が可能な医療機関にご紹介しました。Yさんは平成元年に右股関節の人工股関節手術を受けられていたのですが、10年以上が過ぎて痛みが出てきてしまい、再手術を依頼したところ、先に反対の左股関節の手術を施行され、翌年、難易度の高い右股関節の人工股関節再置換手術をされました。現在81才になられますが、両股関節に痛みは無く、水泳と水中歩行を週に2回程継続されております。

Yさん以降、10名以上の方から股関節痛の相談を受け、紹介先の医療機関で人工股関節手術を受けられた方は6名以上おります。

お電話等で経過の聞き取り調査をしたところ、お一人だけ傷口に軽度の痛みの後遺症を残された方がおりますが、その他の方は経過が良好で、ウォーキング等を楽しまれております。オペをして下さった整形外科の先生方には感謝しかありません。

 

 

「右鎖骨外端部骨折と複数の肋骨骨折を合併した

                   高齢女性の一症例」

  

〈キーワード〉 

高齢者、一人暮らし、多発骨折、保存療法、外転位装具固定

 

【背景】近年、高齢者の骨折は増加傾向にあり、大腿骨頸部骨折、橈骨遠位端骨折、上腕骨近位端骨折、脊柱圧迫骨折に好発する。(高齢者の四大骨折)今回、右鎖骨遠位端骨折複数の肋骨骨折を合併し、患者さんの希望により保存療法で施療し、経過良好に治癒したので考察を加え報告する。

 

【対象】84歳女性、一人暮らし、胸椎後彎著明、階段で70段上の高台の一軒家に居住。自宅の階段で転倒し負傷。受傷翌日、近所に住む家族に付き添われ来院。隣接するクリニックでX線検査を依頼し、右鎖骨遠位端骨折、複数の肋骨骨折(3ヶ所)を認めた。利き手側の右鎖骨遠位端骨折と複数の肋骨骨折の合併で、一人暮らしのため入院加療を促したが、患者さんの強い希望により通院で施療した。

【結果】外転位装具固定を施行し、超音波観察装置の画像とX線検査画像の併用で仮骨形成、骨癒合の状態を経過観察し、僅かな短縮転位は残したもののADL(日常生活動作)上問題なく16週と3日で治癒した。

【考察】入院加療が必要であろう右鎖骨遠位端骨折複数の肋骨骨折を合併した症例を、患者さんの希望により通院施療し経過良好に治癒した。患者さん、家族と充分に話し合い(インフォームドコンセント)、家族の付き添いの協力を得て、良い結果を得られたと考える。外転位装具固定によりQOL(生活の質)の低下を最小限にし、X線画像と超音波観察装置の併用で仮骨形成、骨癒合の状態を随時把握できたことにより、固定装具や鎖骨バンド等の除去のタイミングを判断し、肩関節拘縮に至らずに治癒したと考える。

 

この発表の前に患者さんに電話でお話を聞くことが出来ました。現在も独り暮らしで以前と変わらず家事全般をこなし、元気に暮らしていらっしゃるとのことで、大変嬉しく思いました。

 

 

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右手第5指中節骨剥離骨折の関節拘縮の女性の経過

2017年08月04日|骨折

 6月21日のママさんバレーボールの練習中、アンダーレシーブの際、床に右手小指を突き指されて、右手第5中節骨掌側の剥離骨折を負傷された40代の患者さんが7月19日の早朝に来院されました。

以前も、バレーボールで負傷された右手第2指のMP関節捻挫(側副靭帯損傷)の治療で通院されたことがある患者さんで、今回は受傷翌日、自宅近くの整形外科を受診されて、レントゲン検査上、右手第5指中節骨剥離骨折の診断を受けられました。アルフェンスで手掌から指先までを固定され、週に1回程度通院されていたそうですが、3週間程でアルフェンス固定を取ったところ、第一関節(DIP関節)から第三関節(MP関節)までが曲がり辛くなってしまい、腫れも引いていない為、とても驚かれて来院されました。

 

下記の写真が来院時の外観です

 

DSC06164.JPG

 

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約1ヶ月が経過しているにも関わらず、腫脹、発赤、屈曲制限が著明です。

超音波バス後のアイシング(温・冷交代療法)を施行後、伸縮性テーピング固定を施行しました。

 

下記の写真は約2週間後の経過です。腫脹、発赤、屈曲制限が可なり改善しております。

 

DSC06206.JPG

 

患者さんから後から聞いた話では、固定処置は毎回看護師さんがされたそうです。 

 

指の関節は固定範囲と固定期間を誤ると患者さんのように関節拘縮を生じてしまいます。繊細な指の関節の固定は、可なり短かい期間で固定範囲を狭めていかなければなりません。

また、PIP関節掌側部の中節骨剥離骨折の場合には、軟部組織(屈筋腱や側副靭帯等)の癒着を防ぐため、始めから隣接指の第4指とテーピング固定を施して、関節を可動させながら治療することを手の外科専門医で有名な石黒隆医師は推奨しております。

 

この患者さんの場合には、MP関節の可動域はすぐに改善されましたが、負傷していないDIP関節部に屈曲制限が生じてしまっております。

何より負傷されたPIP関節の可動域制限の改善には、これから相当な日数を要すると思われますが、焦らずにママさんバレー復帰目指して頑張りましょう。

 

 

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新年明けましておめでとうございます。

2016年01月10日|アキレス腱断裂

新年明けましておめでとうございます。

 

昨年末は29日火曜日の午後8時30分頃に急患で左橈骨遠位端骨折の60代の男性患者さんが来院されました。お墓参りに行かれた27日の日曜日に階段を下っていて転倒し、受傷されてから2日を経過していたため、その手は可なりの腫れでグローブをはめているようでした。また、腫れのために全ての指がほぼ曲げられない状態で、左橈骨遠位端部には短縮変形を認め、尺骨は外側に亜脱臼しておりました。腫脹が高度で体格の良い方だったため、一人整復は困難と判断しアイシング後、勤務柔道整復師の杉本と対牽引をしての整復後、シーネ固定を施しました。

整復固定を終えると指の屈曲が少し可能となり、翌日の来院をお願いしました。

翌日の来院時には、かなり腫脹が軽減して指が大分曲げられるようになっていましたが、31日から1月3日までの4日間も固定をしたままでは腫脹が引かないので、31日の午前中の予約患者さんを拝見した後に来院頂くことにしました。

 

31日の朝は現在加療中の交通事故で頸部と右足関節部を捻挫された男性。左膝蓋骨不全骨折右母趾MPT関節捻挫の女性。右手第4指の腱性マレットフィンガーの女性を拝見して、最後に左橈骨遠位端骨折の男性患者さんに来院頂きました。

 

昨日よりも左手の腫脹は可なり軽減していて、指先が手掌に着くまで握れるようになっていました。これで正月の3日間を空けても問題のない状態まで腫脹が引いたと安心しました。

 

治療を終えて患者さんを見送りほっとしていると、お昼の少し前に接骨院の電話が鳴りました。電話は急患の30代の女性からでした。昨日、病院の待合室で長時間座っていて、立った時に急性腰痛(ぎっくり腰)となり、前屈が困難で可なりお辛い様子でした。

すぐに来て頂くように伝えて12時30分過ぎにご主人の運転で来院されました。

車から降りるのも大変でしたが、治療後に伸縮性テーピング、コルセット固定を施したので、正月中はある程度の安静は必要ですが、痛みと相談しながら徐々に動ける範囲で動いて頂くよう説明しました。数日で可なり痛みは軽減することも伝えて、1月4日の月曜日に来院頂くよう伝えました。

 

1月4日に通常通りの診療が始まり、早朝には受傷から1ヶ月未満のアキレス腱断裂の患者さんを2名治療し、先日の急性腰痛(ぎっくり腰)の女性はお昼近くに来院されました。症状を伺うと、元旦と2日はあまり変化が無かったようですが、3日の夜ぐらいから急に痛みが軽減して動きが楽になられたとのことでした。年末に来院された時のように歩くのもやっとではなくなり、ある程度のスピードで歩けるようになられていました。

 

午後には左橈骨遠位端骨折の男性患者さんに来院頂き、医科に診察を依頼しましたが、レントゲン検査上整復が不充分であったことと患者さんが血液凝固阻害剤を投与されていた為、翌日に総合病院の整形外科へ診察を依頼することにしました。

 

1月5日の10時過ぎに総合病院の整形外科での診察を終えた男性患者さんが当院での固定処置のまま来院されました。

総合病院のレントゲン検査上、整復位が改善されており整復位が許容範囲内であると診断くださり、当院での保存療法の同意を頂きました。

左橈骨遠位端部は粉砕骨折と関節面への骨折線も呈しており、男性患者さんには私からは入院して手術になる場合もある旨を伝えていたため、保存療法で治療できることになり大変喜んでおられました。

 

そんな矢先に80代の女性が階段で転倒されて、右鎖骨外端骨折と右第2~4肋骨骨折を合併されて来院されました。一人暮らしで固定処置により利き手が思うように使えなくなるため、入院された方が食事などのケアもして頂けると思い「医科を紹介しますので入院をされてはどうか」と提案しましたところ、入院はせずにご自宅からの通院で治療されたいと強く希望されましたので、了承して一日置きに通院して頂くことにしました。

 

他にも年末に道路で転倒されて、膝や顔面部を打撲された上、首をむち打ち(頸部捻挫)になられた女性など、年末年始は転倒によるお怪我の患者さんが多数来院されております。

 

暖冬とはいえ寒いと身体も縮こまり急ぎ足になりがちです。足元には充分に気を付けて、お怪我の無い一年になりますよう、心よりお祈り致します。

それでもお怪我をされてしまった際には、様子を見たりせずに早期に受診くださいますようお願い致します。

 

 

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左鎖骨外端骨折の70代男性が来院

2015年12月09日|骨折

以前にも通院歴のある70代の男性が、自宅の外階段で足を踏み外して左側に転倒され、左鎖骨外端骨折で来院されました。

午前10時に受傷され、当院には10時40分に来院されました。

受傷から40分しか経過していないため、写真のように腫脹、内出血も見られない状態でしたが、左鎖骨外端には限局性圧痛が著明で左上肢の挙上は困難でした。

 

 DSC04126.JPG 

 

骨折の同意を依頼している医療機関でレントゲン検査上、左鎖骨外端骨折を認めアイシング後固定処置を施行しました。

翌日の来院時の外観が下記の写真です。

 

DSC04138.JPG

 

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翌日には鎖骨骨折特有の可なりの内出血が見られました。

 

翌々日には下記のような状態となりました

 

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胸部と上腕部に内出血がかなり拡がっております。

 

幸い、骨片転位が殆ど無い骨折だったため、腋窩装具を使用せずに済み、晒包帯や鎖骨固定用バンド、副子等で固定処置をしたところ、当日の夜から夜間痛もなく眠れたとのことでした。

 

お酒が好きな方で、急性期は飲酒をしないように伝えましたが、3日程禁酒したら4日目からは飲みたいと仰るので、1杯ぐらいならと許可しました。

暑い夏でなくて良かったですが、ゆっくりとお風呂に入れないのは辛いと思います。身体全身の入浴は4週間程度は辛抱して下さい。お正月には美味しいお酒が飲めますように、くれぐれもお大事になさって下さい。

 

 

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新年明けましておめでとうございます。

2015年01月02日|交通事故

新年明けましておめでとうございます。

昨年末の27日(土)と30日(火)は年末にも関わらずとても混み合い、患者さんには大変お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。また、30日(火)はお待たせしたにも関わらず3名の方が帰られてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。前日の29日の(月)は空いていたのでこの日に来院頂くよう患者さんにお願いすれば良かったと反省しております。

 

いつもスタッフ一同が後悔するのは患者さんを待合室で散々待たせてしまった末に、患者さんが帰られてしまうことです。お仕事や治療後のご予定などでお時間がない場合には、遠慮なく受付の方に治療を終えたい時間を申し出て下さい。お仕事中の場合は優先的に拝見したいと思いますが、もし患者さんが治療を終えたい時間に治療が困難な場合には、改めて来院頂ける日に優先して治療が出来ますように配慮致します。

また、言い訳になってしまうかもしれませんが、現在遠方からの患者さんや就労により当院の診療時間内に通院が困難な方に関しましては、早朝の7時45分からの診療時間前に予約治療を行っております。また、アキレス腱断裂、鎖骨骨折、橈骨遠位端骨折、交通事故、労災等の治療時間を要する患者さんには、通院中の他の患者さんにご迷惑が掛からないように、早朝か昼休み、または空いている時間帯をご指定して来院頂いております。しかし、患者さんのご都合でこのような時間帯に来院が出来ないこともありますので、その場合はご理解、ご協力の程、宜しくお願い致します。

 

※ 尚、痛みの強い急性症状の患者さんは優先的に拝見しますので

   ご理解ご了承のほど宜しくお願い致します。

 

当院は以前のように混雑はしておりませんが、初診の患者さんには充分な時間を掛けて問診を含め対応させて頂いております。また、治療の途中経過に関しましても、子供さんであれば親御さんに来院頂きまして、充分な時間を掛けてご説明しております。

このような諸事情から待合室は空いているのに、長くお待たせしてしまうことも少なからず有ります。患者さんをお待たせしてしまった際には、いつも申し訳なく思うのですが、丁寧な固定処置や患者さんにご理解頂ける充分な説明をするためには、ある程度の時間を要するので、その点はご理解頂ければ幸いです。また、初診の際には時間的に充分な余裕を持って来院頂けると有難いです。

それにしても、私も気が短く待つのは好きではありません。それ以上に患者さんを待たせてしまうことは心許ないのです。

今年は、通院される患者さんが平均的に待ち時間が少なく通院頂けるように工夫、努力して参ります。

 

今年一年の皆さんの健康とご多幸を心よりお祈りしますと共にお怪我をされてしまった時には我慢や無理をせずに、早めの来院をお勧め致します。

 

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大船接骨院

院長 佐藤和義

 

1月5日(月)より平常通り診療致します。

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右橈骨遠位端骨折の手術後の患者さんが再来院

2014年09月16日|骨折

  84日に自宅の玄関で転倒されて右橈骨遠位端骨折当院に来院され、応急処置後に総合病院の整形外科へご紹介した80代の女性が、手術後のリハビリ(機能訓練)のため再来院された。

 

入院期間は日間で、手術後の経過は良好であったようだが、術後まだ1ヵ月半程なので、右手関節から指先にかけて浮腫があり、関節可動域の制限も残存しているため、1日置きの通院をお願いした。

 

利き手で掌背屈時の痛みも有り、まだ日常生活に支障を残されておりますので頑張ってリハビリをしていきましょう。

 

 

急患応需 

 

大船接骨院 佐藤和義

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接骨院内の工事に伴う夏期休診中に急患の患者さんが毎日来院

2014年08月14日|骨折

 811()から16()の期間は当院の照明等のリフォーム工事に伴い

長期の夏期休診を頂いている。

工事は順調で15()には概ね終わりそうではあるが、月曜日から毎日

1人は急患の患者さんの電話があり来院されている。

 

しかし、接骨院は工事中で使用が出来ないため、2階にあるコピー室で

用意しておいたテーピングなどで固定処置をさせて頂いている。

 

11日はゴルフの練習をし過ぎて60才代の男性が、右アキレス腱炎で来院。

 

またフットサルをしている小学3年生の女の子が踵骨骨端炎で来院。

 

12日はブラスバンド部の女子中学生が左手関節捻挫で来院。

 

13日は50代の女性が介護の仕事でクライアントをベットから車椅子に

 移乗させる際に腰を捻って左下腿部に神経痛症状を訴え来院。

 

 

そして今日の14日午後2時過ぎに、以前腰痛で通院歴のある70才代

の女性が雨に濡れた歩道橋の上で足を滑らせ転倒し、右橈骨遠位端部

の骨折をされて、すぐにご主人から電話を頂いた。

明らかに奥さまの右手首は変形していて相当に痛がっておられるご様子。

ご主人もかなり焦っておられるのがわかった。

 

接骨院が工事中で治療はして差し上げたいが、固定材料も取り出せない

状況なので、近隣の病院の地域連携室に連絡をとりご紹介しようとした

ところ、現在70人待ちとのこと。

患者さんが待合室で固定もせずに何時間も待たされては、痛みに耐えられ

ないと思い、また雨の影響でタクシー会社と電話が繋がらないそうなので、

妻と応急処置の材料を持って自家用車で迎えに行き病院へ送ることにした。

 

 

患者さんは大船駅西口側のマンションにお住まいで場所がわかったため、

10分も掛からずに到着した。

患者さんに後部座席に乗って頂き、患部を見ると右橈骨遠位端部骨折

(コーレス骨折)の短縮騎乗変形に伴い尺骨の脱臼も著明であった。

車を路地の左側に停めて、シーネを前腕から肘関節に合わせて成形し、

肘関節と手関節を包帯固定し、骨折部がアイシング出来るように有窓式固定

にした。

自宅からアイスパックを持って来てタオルで包み患部に当ててアイシングを

しながら妻の運転で病院へと向かった。

間もなく病院に到着し、手術の可能性が高い旨をご説明し、待合室で待って

頂くようにお願いして病院を後にした。

 

帰宅後の午後7時過ぎに先程のご主人から電話を頂いた。

検査等でかなり待たされてしまったようで、今帰られたとのこと。

(約4時間以上が過ぎていた)

担当医師には手術を勧められ、手術が混んでいるため来週の20日に入院し、

翌日の21日が手術で、入院は約1週間の予定とのこと。

手術に抵抗感を持たれていたので、暑い夏のこの時期に長期間の外固定

ではあせもやカブレも大変なので外固定の期間も短い手術をされた方が

宜しいのではないかとご説明した。

 

また、退院後は当院でのリハビリを希望して下さったので、月末には超音波

バスでの機能訓練等が可能ですので来院頂ければと思います。

 

くれぐれもお大事になさって下さい。

 

大船接骨院 佐藤和義

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土曜日午後の急患で右橈骨下端部陥入骨折の患者さんが来院

2014年05月10日|骨折

土曜日の午前診療を終えた午後1時過ぎに、今朝の9時ごろに駐車場の車止めにつまずき転倒して、右手首を負傷された60代の女性から急患の問い合わせの電話が有った。丁度、午後3時半頃、ママさんバレーの練習前にテーピング固定をする約束をしていた方がいたので、その時間に合わせて来院して頂く約束をして、昼食に上がった。ちなみに、私は、接骨院上の4階に住んでいる。

 

食事の後、睡眠不足なため30分程度の昼寝をして(と言うのも最近娘が中学生になり、毎朝妻が5時半ごろに起きて娘のお弁当を作るようになったため、それにつられて私も6時前に起きてしまうようになったのです)3時過ぎに起きて、1階に降り患者さんを待っていると、間もなく先程の電話の女性が来院された。負傷原因等の話をお聞きしながらカルテ入力をして、傷病履歴を見ると、20年ほど前に左橈骨下端部骨折で来院されており、左腓骨下端部骨折での来院歴もあった。

 

待合室から治療室に入って頂き、右手首を拝見すると6時間以上も経過している事もあり、内出血と腫脹が強く、右手関節の掌・背屈に制限が有り、前腕の回外が困難であった。右橈骨下端部には限局性圧痛と短縮変形を認め、橈骨の短縮変形に伴う尺骨の亜脱臼の為、下橈尺関節部の疼痛を強く訴えられた。

 

時間的に骨折の同意を依頼しているクリニックが診療中だったので、診察を依頼したところ、X線検査上、右橈骨下端部の陥入骨折を認めた。また、橈骨下端部には掌側関節面にわずかな骨折線を認め、橈尺関節の離開も認めた。

 

アイシングを長めにして、固定材料を揃えてから整復固定を施した。先程の様な強い痛みは消え、とても楽になられたと喜ばれていた。

 

実は患者さんは医療関係者で、お勤めの病院にも整形外科が有るのだが、骨折の場合はギブスを巻かれて固まってしまうからと必ず当院に来院される。

しかし、お忙しくてなかなか通院が出来ず、概ね症状が取れたところで来院されなくなってしまう。もう少し機能訓練(リハビリ)のために通って頂ければ、もっと機能が改善すると思うのだが残念である。

 

これからはあまりお怪我をされない様に焦らずにゆとりをもったスローライフにされてはと思います。お大事に。

 

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【急患応需】

2014年02月20日|脱臼

当院は急患の場合平日の早朝や診療終了後の時間外・土曜午後

祝日・日曜も受け付けております。

 

急なお怪我は致し方が無いので、遠慮なくお電話下さい。

受傷後出来るだけ早めの冷却・整復固定処置が大切です

 

留守電の場合は、実家の電話か私の携帯電話をお知らせしますので、

掛け直して頂ければ幸いです。

 

 

【過去の急患症例】

小児肘内障・顎関節脱臼・肩関節脱臼・肘関節脱臼・指関節脱臼

右足第5趾趾節間関節背側脱臼・左足第1趾趾節間関節背側脱臼

橈骨下端部骨折・足関節捻挫(距骨亜脱臼含む)・上腕骨頸部骨折

アキレス腱断裂・腓腹筋挫傷(肉離れ)・膝関節内側側副靱帯損傷

膝関節半月板損傷(ロッキング症状合併例)

急性腰痛(ぎっくり腰)・第5中手骨骨折・第5中足骨骨折等

 

 

 

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交通事故で骨折・捻挫・打撲の大学院生が来院

2013年12月30日|骨折

 先日、1ヵ月前に自転車で走行中、車に接触されて転倒し左足の

第3趾の基節骨骨折左足関節捻挫右大腿部打撲の怪我を

負った大学院生が来院した。

 

1ヵ月前の受傷にしては、とても痛々しい歩き方でかなりの跛行を

呈していた。受傷からの経緯を聞くと、救急病院を時間外に受診

されて、レントゲン上はどこにも異常はなく、帰されてしまった

とのこと。翌日に痛みも強かった為、同病院に再診を依頼すると

整形外科の医師から、左足の第3趾の骨折と診断され、松葉杖を

出されたそうだ。その後も定期的に同病院の診察を受けるも、

荷重歩行時の疼痛が引かないため、当院に来院された。

 

左足関節は内側・外側共にかなりの腫れが残存しており底・背屈

に制限を認め、全荷重が困難で足関節捻挫に伴う距骨亜脱臼

示唆された為、整復を試みた。整復後は背屈制限をわずかに残存

するも荷重歩行痛はかなり軽減した。

 

左足第3趾の基節骨部には、第2趾を副子代わりに紙テープが

2本巻かれていた。骨折に対して紙テープ2本のみでは、足が

まともに着けないのも無理はないと思った。

 

右大腿外側広筋部は圧痛と打撲による筋挫傷部の硬結が触知され、

膝の屈伸や階段昇降時の疼痛がかなり残存していた。これも跛行

の原因となっていたようだ。

 

治療としては、超音波バスでの温熱療法と機能訓練指導、手技療法、

包帯及びシーネ固定、テーピング固定処置を施行した。

帰りには荷重歩行も殆んど無くなり安心して帰られた。

 

治療期間は約2~3ヶ月はかかると思われます。お大事に。

 

 

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