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院長:佐藤和義
住所:〒247-0056
鎌倉市大船1-23-31 サトウビル1F
TEL:0467-45-6700
アクセス:JR東海道線・横須賀線・根岸線 大船駅東口 徒歩1分
駐車場(有料駐車場40分間サービス券発行)

アキレス腱断裂

アキレス腱部分断裂の患者さんの経過②

2012年07月13日|アキレス腱断裂

7月13日(金)アキレス腱部分断裂の患者さんが来院し、固定を除去した。受傷から約4週間が過ぎ、部分断裂部も可なり癒合したので、テーピング固定とした。

患者さんは左アキレス腱断裂のオペ後拘縮を起こしてしまった経験から、非常に恐怖心をお持ちだが、もう普段通りに歩いて頂きリハビリに励んで頂きたいと思う。

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アキレス腱部分断裂の患者さんの経過①

2012年07月09日|アキレス腱断裂

アキレス腱部分断裂の患者さんが7月7日(土)に来院され、受傷から3週間が過ぎ、部分断裂部の陥凹も無くなったので、超音波バスでの温浴治療を開始した。

 

腓腹筋からアキレス腱部にマッサージも施し、固定を足関節90°でのシーネ固定に変更した。患者さんには千葉の浦安からわざわざ来て頂いており、経過も良好なので、あと1~2回通院して頂いたら、浦安の接骨院にリハビリをお願いしようか考えております。

 

次回に固定を取る予定ですので、今後は患者さん自身にも積極的に歩いて頂き、筋力強化に努めて頂ければと思っております。

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アキレス腱断裂の患者さんの経過③

2012年06月30日|アキレス腱断裂

アキレス腱完全断裂の患者さんが8週間の固定期間が過ぎ、シーネ固定を除去した。再断裂予防の為、アンクルサポーターを外出時のみ装着してもらい、ご自宅では素足で普段通りに歩いて生活して頂けるようになった。

 

経過としては一日外出をされて帰宅されると下腿部に浮腫(むくみ)が生じるようで、治療で来院された際にも多少浮腫は残っている。しかし超音波バスと温熱療法、手技療法等を施すと帰りにはかなり浮腫も改善され、歩行も以前より安定してきている。

 

今後は、再断裂を充分に気をつけて頂きながら、どんどん歩いて弱った筋力とバランス感覚を取り戻して頂きたいと思います。患者さんから聞いたお話ですと、保存療法の抵抗勢力の方々もアキレス腱が保存療法でしっかり着いて(癒合)経過も良いので、納得して下さったようです。私はとても嬉しく思います。

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アキレス腱部分断裂の患者さんが来院

2012年06月23日|アキレス腱断裂

今週のはじめに、私のアキレス腱断裂の保存療法のブログを見られて電話相談をされてきた40代(歯科医師)の男性の方が、約束していた本日、6月23日土曜日の午後3時に来院された。

 

受傷日は6月15日(金)で受傷原因はサッカーで後ろにステップを踏んだ際に、右アキレス腱に痛みを覚え負傷。某大学病院の整形外科を受診され、3年前の左アキレス腱手術後の苦いご経験から、担当医には手術を勧められたそうですが、保存療法を希望され、ギプス固定をされた状態で来院された。

 

キャスト材をギプスカッターでカット除去してから、アキレス腱部を触診すると、担当医は完全断裂と言われていたようだが、アキレス腱部には一横指程度の陥凹しか触知出来ず、完全断裂ではなく、部分断裂で有ることが解った。

 

患者さんは、左アキレス腱を断裂した時に比べて、今回は切れた時の衝撃が少なく、2日前から腓腹筋の内側部にも疼痛を来たしており、踵の内・外側の内出血の状態を見ても、完全断裂の患者さんに比べて少ないため、完全断裂ではないことが理解できた。患者さん御本人も完全断裂ではなかったのでほっとされていた。

 

部分断裂ならば固定期間も短くて済み、全治2カ月程度である。固定処置を施し、松葉杖をはずして、全荷重で歩いて帰って頂いた。1週間もの間、松葉杖歩行による完全免荷で有ったため、歩行は少し不安定だが、徐々に慣れて歩けるようになると思います。 

本当に部分断裂で良かったですね。

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アキレス腱断裂の保存療法後のリハビリの患者さんが来院

2012年06月16日|アキレス腱断裂

今日、4月8日にテニスで右アキレス腱断裂をされて、総合病院の整形外科保存療法をされ、6月13日に病院の治療を終えられた患者さんが、私のブログを見て来院された。

 

今日が10週目(70日目)であったが、患者さんは仰々しい装具をしてしてまだ普通に歩けないと仰る。装具をはずして足首の状態を拝見すると、足関節の底・背屈にかなりの制限と、浮腫も来たしていた。完全に拘縮症状である。これでは普通に歩ける状態ではない。

 

担当医師からは、あとは自分でストレッチをしたり歩いて下さい言われ、もう通院はしなくてよいと突き放されてしまったようだ。とてもお気の毒で同情します。

 

ここで、整形外科の保存療法の治療について説明すると、受傷から数日はシー固定を施し、数日後足首を出来るだけ下げた状態でギプス固定を6週間施行。

(松葉杖による完全免荷)その期間、2週間ごとに足首の角度を少しずつ起こしていき、6週間を過ぎたら下腿部の装具となり、松葉杖がとれて歩行がやっと可能になります。

下腿装具の固定期間は2~4週間で、リハビリを開始します。固定期間中は特に患部に対する物理療法はなく、(ギプスをしているので無理な話ですが)今回のように足関節に拘縮を起こしてしまうケースが受けられす。

 

手術をした患者さんも、術後にプログラムされたリハビリをきちんとしない足関節の底・背屈制限が残り、跛行がなかなか取れないことがあります。患者さんは、松葉杖が辛く、2週間仕事を休まれたそうですが、ならば「手術をして2週間入院した方が良かったかもしれなかったですね」と私が言うと同意され悔やんでおられました。

 

しかし、「担当医師は手術を勧めなかったのですか」患者さんに尋ねると「自分なら保存療法を選ぶ」と担当医師が言われたそうで、そのため保存療法にされたそうです。

 

足関節の拘縮はかなり厳しい状態では有りますが、アキレス腱部に傷も残らず綺麗に癒合はしたのですから、前向きに捉えてリハビリ頑張りましょう!

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アキレス腱断裂の患者さんの経過②

2012年06月16日|アキレス腱断裂

アキレス腱断裂の患者さんが6週間目(42日目)となった。

今日は、固定を外した素足の状態で歩いて頂いた。少しぎこちないが、普通に歩けることに驚かれていた。足関節の動きもスムーズで、経過は良好である。

固定をはずしてあげたいところであるが、もう少し再断裂予防の為、小さく固定をさせて頂きます。固定除去までもう少しの辛抱です。

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アキレス腱断裂の患者さんの経過①

2012年06月06日|アキレス腱断裂

アキレス腱断裂を保存療法で治療中の女性の患者さんが4週間の固定期間が過ぎ、アキレス腱もかなり癒合したので、踵の高さを減らして、徐々に固定を軽量化してゆく段階に入った。

 

今日患者さんが御自分で癒合したアキレス腱を触りたいと仰ったの御自分の指先で触れて頂いた。癒合したアキレス腱に触れると「あっ、本当にアキレス腱が有る」と大変驚かれたご様子だった。切れた状態を触られていなかったので、それを残念がられていた。

 

患者さんのテニスのお友達やご家族等はアキレス腱は手術するのが当たり前で、保存療法で本当にアキレス腱がつくのかと、半信半疑の御意見が大多数占めておられるご様子であります。そんな方々に患者さんから、癒合したアキレス腱に触れた御報告をして頂ければ幸いに存じます。

 

これからは、再断裂の予防が大切になりますので、階段の踏み外しや段差に気をつけて歩いて頂きたいと思います。

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アキレス腱断裂の保存療法を希望され患者さんが来院

2012年05月07日|アキレス腱断裂

5月6日よりアキレス腱断裂の患者さんが来院されている。以前、私が書いたアキレス腱断裂の保存療法のブログを読まれて5月5日に電話で相談されてきた。

 

50代の女性の方で、(電話の声では40代と思ったのだが)5月4日にテニスで負傷されて、総合病院の救急外来に行かれ応急処置はされていた。御家庭の諸事情から入院が出来ないため観血療法(手術)ではなく、通院治療が可能保存療法を望まれた。

 

初診の日は、アキレス腱の断裂した断端が約3,5cm離開していた。完全断裂である。しかし、整復と固定を施し、翌日にはアキレス腱の離開は約1cmになり、かなり整復されていた。

 

このまま、約6~8週間物理療法と手技療法を加えながら固定すると、アキレス腱は自らの力でちゃんとくっ付く(癒合する)のであるから、人体の神秘である。今後、追って経過報告したいと思います。

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もうすぐ当院の夏休みですが・・・

2010年07月23日|骨折

7月18日(日)19日(月)海の日の連休後、今週は連日骨折の患者さんがとても多く来院されました。

 

現在、2週間程前より、高齢の女性の右上腕骨頸部骨折の方が2名来院されておりますが、経過は良好です。この猛暑で包帯固定をされていることは、かなり暑苦しいことと推察いたしますが、あと2週間ほどで固定も取れますので、もうしばらくの間、お辛いかと思いますがご辛抱頂きたいと存じます。

 

また、ママさんバレーの試合中に負傷され、急患で日曜日に拝見したアキレス腱断裂の奥さまは、約2カ月が過ぎ、多少の浮腫を残しますが、かなり経過も良く、8月中には治癒の予定です。思い起こせば、1年9か月前に私の妻がPTAのバレーボールでアキレス腱断裂をしました。その施療経験がとても参考になっております。その施療の際に、妻は自らの経験の元に助手として私をサポートしてくれました。そんな妻のお陰でスムーズに施療が出来たので、妻にはとても感謝しております。

 

さて、今週は7月25日(日)からの当院の夏休み前にもかかわらず、骨折の患者さんが多数来院されました。右第5中手骨頸部骨折(ボクサー骨折)の方が2名、学生の中節骨骨折(サッカーのキーパーで突き指し受傷)、通勤時の歩行中に足を捻り、足の甲の右第5中足骨骨折(下駄骨折)ets、エビデンスに基づき、整復固定を施し、経過は良好です。

 

連休中には恐らくカユミや臭いに悩まされる患者さんも多いかと存じますが、7月28日(水)の午前中には予約にて診療致しますので、ご安心ください。3日間は申し訳ございませんが、辛抱して下さい。

 

夏休みは中伊豆へ家族旅行に行って参ります。毎年の家族行事なのですが、今年は早めに夏休みが取れて例年より安く泊まれて良かったです。それに、高速道路も無料なので、いろいろと従業員にお土産を買ってきたいと思っています。 

急患は、電話で相談に応じます。7月27日(火)の夕方には帰りますので、急患の場合は拝見いたします。

 

はじめて、ブログを書きましたが、結構長くなってしまいました。次回は来週のいつになるかわかりませんが、旅行のみやげ話でも書きたいと思います。近くの銭湯へ行ってリフレッシュしてきます。 

それでは、またの機会に読んで頂ければ幸いです。

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