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院長:佐藤和義
住所:〒247-0056
鎌倉市大船1-23-31 サトウビル1F
TEL:0467-45-6700
アクセス:JR東海道線・横須賀線・根岸線 大船駅東口 徒歩1分
駐車場(有料駐車場40分間サービス券発行)

脱臼

金曜の診療終了後に右肩関節脱臼の男性が来院

2017年04月28日|脱臼

ゴールデンウイーク前の28日金曜日の午後8時頃、診療終了後の後片付けをしていると電話が鳴り、受付が出ると

「いま肩を脱臼してしまったのですが、診てもらえますか」と男性からとのこと。

私が電話に出ると、聞いたことのある声だったので

「〇〇君?今どこにいるの」と聞くと

「西友の屋上のフットサル場にいます」とのこと。

「近いからすぐに来れるよね」と言うと

「たぶん行けると思います」との返事で電話を切った。

 

15分ほどでフットサル場のスタッフの方に連き添われて〇〇君が来院した。

左手で右手首を持って可なり痛みで辛い様子だったため、すぐに治療室へ入ってもらいベッドに座ってもらった。

右肩を脱臼した状況を聞くと、フットサルでディフェンスをしていて、相手にフェイントされて右手を挙げた状態で身体を振られた時に、右腕を持っていかれてしまったようで、身体接触なく脱臼した様子だった。

「しくじってしまいました」と嘆いていた彼は、以前にもサッカーで右肩の亜脱臼をしており、当院には3回の通院歴があった。また、完全脱臼も今回が3回目で、いわゆる脱臼癖が有り、反復性肩関節脱臼であった。下記が外観写真である。

 

(傷病名)右肩関節前方脱臼

 

DSC05953.JPG

 

DSC05952.JPG

 

勤務柔道整復師の杉本に整復を指示し、私は呼吸法で〇〇君の心理コントロールを行い、動画撮影をしながら整復のサポートをした。反復性ではあったが取り敢えず外転挙上法を試みた。しかし整復が困難なようだったので、ゼロポジション法に変更するように指示した。暫くゼロポジションで牽引をして、上腕の外旋をしたところ、どうも痛みが消えているようなので、代わって肩関節の状態を確認してみるとすでに整復されていた。

〇〇君に今の痛み具合いを聞き、整復されたことを伝えるとほっとした表情で

「さっきのような痛みは無くなりました」と答えた。続けて、

「前にも病院でゼロポジションで整復をされて、先生が腕を挙げるのが早くて凄く痛くて大変だったんですけど、今回は今までで一番痛まなくて楽だったです」

と言われ、背中を支えて身体を起こしてから座位で患部のアイシングをした。

アイシングを終えて、シャツも汗でびっしょりだったため、帰ってからシャワーを浴びるだろうと思い、患部を再脱臼しないようにテーピング固定してから三角巾で提肘した。

「明日の29日は午前のみ予約診療するので、10時30分頃来院するように」

と促し治療を終えた。

 

彼にとって身体接触なく肩が脱臼してしまう反復性肩関節脱臼の状態では、フットサルをしていても、再脱臼の恐怖心で思い切ったプレーが出来ない要素になる為、手術も考慮した精密検査をされるように伝えて、他医への紹介状を書き転療となった。

 

肩関節脱臼の手術後は数日間の入院が必要で、固定やリハビリも長期間に渡る為、ある程度の時間的余裕のある方でないと、手術に踏み切れない場合が多い。しかし、術後の再脱臼率は可なり低くなり、生活上の不安無く過ごされている方は多い。

彼にはタイミングが合えば手術をされて、フットサルを再脱臼の不安なくプレー出来るようになればと思います。お大事に。

 

 

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右手母指IP関節背側脱臼の30代男性が急患で来院

2017年03月03日|脱臼

昨日は天気が悪く、午後の患者さんが終わりごろにあまり来院されなかったため、早めに片付けを終えて、午後7時半過ぎには自宅の4階に帰宅できました。

パソコンで友人からのメールに返事を書いていると、午後8時に接骨院の電話が鳴り、驚いてすぐに出ました。

電車の中からのようで、携帯の電波が悪く話が途絶えて聞き取りにくかったのですが「満員電車の中で人と接触して、右手母指が動かなくなってしまったので、これから行ってもいいですか?」とのこと。話しているうちに大船駅に着いたようで、当院の場所を教えて接骨院に降りて待っていました。するとまた接骨院の電話が鳴り「今交番に来ているので警察の人と代わります」と言われて「警察の人に聞いたらすぐですが」と言うと「分かりました」と電話が切れました。不思議に思いながら、接骨院の前に出て待っていると、一人の男性がこちらに向かって来ました。お名前を確認すると連絡を頂いた患者さんでした。少し酔っているような感じで、目が充血していました。

患部が右手母指だったので、初診申込みには記入できない為、すぐに治療室に入って頂き、受傷された時の状況をお聞きしました。

ご友人と飲んで湘南新宿ラインでの帰宅途中、渋谷から横浜の間がとても混雑していたそうで、電車内でもみくちゃにされて、人と接触した際に受傷されたご様子でした。

 

右手の母指を見るとやはり脱臼で第一関節(IP関節)が変形しておりました。

(傷病名)右手母指IP関節背側脱臼(写真参照)

 

DSC05744.JPG

 

 DSC05746.JPG

 

「このままでも大丈夫ですよね?自然治癒で」と言われて、痛みも酩酊状態で麻痺していたのか、強い痛みを訴えられなかったのですが「このままでは第一関節が動かないままですよ。整復をして元に戻しましょう」と伝えて整復をしました。1回ですんなりと整復されました。整復後の写真が下記になります。

 

DSC05748.JPG

 

 DSC05747.JPG

 

整復後に少し貧血を起こされてしまったので、アイシングをしながらベットで横になって頂きました。横になってすぐに楽になったと言われたのですが、起きてまた貧血になっても困るのでしばらく横になって頂き、カルテのパソコン入力をしながら色々とお話を聞きました。大分顔色も良くなられたので、一杯のお水を飲んで頂いた後に固定処置をしました。固定を終えると「大分良くなった」と言われて、笑顔を見せましたが目は座っており、酒臭くない割には可なり飲んでいらしたようでした。何を飲まれたかを聞くと、ビールと日本酒を飲まれたようで、量は教えてくれませんでした。いや、覚えていなかったようにも思います。

明日の仕事は本来は休みだったようですが、職場の方がぎっくり腰で休むために出勤しなけれならないとのことでした。その事は繰り返し3回以上、何度も言われておりました。

仕事先が遠くて通院が困難というより、今まで怪我をしてもほとんどが病院へは行かず自然治癒だったとのことで、あまり通院されたくはないご様子でした。しかし、脱臼が整復されても靭帯等の軟部組織損傷は甚大で、少なくとも1ヶ月の治療が必要であると伝えて、明日も仕事帰りに来院されるように促しました。

帰られるころには、大分良くなったと言われて「有難うございました」と何度も何度も振り返りながら、股関節90度で御礼をされて帰って行かれました。妙な笑みを浮かべておりましたが、、、。

最後に「明日は来ないかもしれませんけど」と言われていたのが気がかりでしたが、やはり今日は来院されませんでした。どこかお仕事先の近くで治療頂ければと思います。

くれぐれもお大事に!

 

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右肩関節脱臼の女性が来院

2016年08月19日|脱臼

午前中の10時過ぎに「転倒して右肩を脱臼したようなので」と40代の女性が来院されました。右腕は全く動かせない様子で初診申込み用紙にも記入が出来ず、受付さんが代筆しました。

子供の頃に肘の脱臼(小児肘内障)の経験があるそうですが、 今回が初めての肩関節脱臼とのことでした。

丁度、患者さんが空いてきたところだったので、すぐに治療室に入って頂きベッドへ上向きに寝て頂きました。そして、整復する模様をデジカメで動画撮影させて頂きました。

患者さんが「整復は痛いですか」と聞かれたので「昨年受講したセミナーで習得した、ほとんど痛みの無い整復をします」とご説明して、呼吸法でリラックスさせながら、整復を行いました。驚いたことに、整復動作を始めてからわずか10秒ほどで整復を終えました。

 

今までは挙上法(ゼロポジション法)で整復をしていて、30秒から1分ぐらい

  は時間を要していたと思います。これも呼吸法を使い、ほとんど無痛で整復

  は出来ていました。

 

以前、急患で早朝に来院された女性は習慣性(既往歴5回)の右肩関節脱臼でしたがゼロポジション法ですんなり整復されました。その際に「今までで一番痛くなかったです」と言われたのは印象的でした。

脱臼の整復では患者さんの緊張状態をいかにリラックスさせて、身を任せて頂けるような状況を作るのが大切ではないかと思っております。

 

幸い患者さんはレントゲン検査上、明らかな骨折の合併も無く、固定処置をしたら痛みは殆んど消退したとのことでした。

暫く利き手が使えず不自由だとは思いますが、初期の安静はとても大事です。再脱臼をしないように気を付けて生活して頂き、習慣性にならないようにしっかりと治療しましょう。くれぐれもお大事になさって下さい。

 

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2才の女の子が小児肘内障(肘の脱臼)で来院

2016年08月06日|小児肘内障

8月5日金曜日の午後7時前の診療受付が終わる前に、2才の娘さんのお母さんから娘さんが左肘の脱臼(小児肘内障)をしたようなのでこれから受診したいとの電話が有りました。しばらく待っていると、午後7時15分過ぎに抱っこひもの中で疲れて寝ている女の子とお母さんが来院されました。

 

今日は大船駅の西口の方で盆踊りがあったらしく、茅ヶ崎の方から親子で来られていて、その帰りだったそうです。左肘の脱臼(小児肘内障)の経験は初めてで、負傷の原因をお聞きすると、盆踊りの帰りに娘さんをお母さんがおんぶしていて、地面に降ろそうとした時に左手が引っ張られてしまったようで、急に泣き出して左手を使わなくなったとのことでした。

 

娘さんが眠っている間に整復してしまおうと思い、待合室の椅子にお母さんと隣り合わせにそっと座ったのですが、すぐに目を覚ましてしまいました。白衣を観てぐずってしまったようだったので、すぐに左肘をそっと屈曲して回外し整復を終えました。整復音を右母指に触知し、お母さんに整復された事を伝えました。整復の瞬間に少し泣かれましたが、アンパンマンの音の出るおもちゃを持ってきて渡すとすぐに興味を示して、すぐに泣き止んでくれました。そのまま左手を使うようになり、左手でアンパンマンの音の出るおもちゃを掴んで遊んでいました。

 

再脱臼をしないように、お母さんには手首ではなく上腕部を持って引くようにすれば、子供さんの肩関節は脱臼しない事を伝えて治療を終えました。

 

 

小児肘内障(肘の脱臼)の豆知識

 

① 小児肘内障は0才から5才ぐらいまでに多く発症します。

② 小児肘内障は習慣性にもなりますが、後遺症を残さない輪状靭帯の亜脱臼

  です。

③ 整復をして治療は1回で終わりです。

④ 再脱臼に気を付ければその日に入浴しても構いません。

  ☞タオルでお子さんの身体を拭くときには気を付ける必要が有ります。

⑤ 転倒による受傷か、手を引っ張ったことによる受傷かを見極める必要が有り

  ます。

 転んで手をついた場合には、橈骨遠位端骨折や上腕骨遠位端骨折の可能性

  が有ります)

 

しかし、遊んでいて、転んでもいないのに子供さんが急に手を使わなくなった

場合には小児肘内障の可能性があります。

 

 

受傷の原因には以下のようなものがあります。(当院の来院患者さんの例)

 

 ・ご両親と手を繋いで歩いていて子供さんを高い高いして手を引っ張ったとき。

 (お父さんとお母さんの身長差や手を引く腕力の差で生じます)

 

・お父さんまたはお母さんが子供さんが転びそうになって手首を引っ張ったとき。

 

・子供同志(兄弟や友達)でおもちゃの取り合いや引っ張りっこをしたとき。

 

兄妹げんかでお兄ちゃんが妹さんの手を引っ張ったとき。

 

・椅子やソファーから後ろ向きでお子さんが降りようとしたとき。

 

・子供さんが滑り台で滑っていたら、身体の方が先に前へ進んでしまい、捕まっ

 ていた持ち手で引っ張られてしまったとき。

 

・子供さんが転びそうになり、自分の手でどこかに捕まったとき。

 

・入浴後に親御さんがお子さんの身体をタオルで拭いていて手を引っ張って

 しまったとき。 

 

以上の様々な原因が有りますが、お子さんが急に泣き出すと慌ててしまうのも無理はありません。お子さんが泣き出す前の状況を冷静に思い出して頂き、記憶にとどめておいて下さい。現場を見ていなかったとしても、何をして遊んでいたかだけでも解れば大丈夫です。

 

☞ご両親がお子さんの負傷の原因を明確にされていると診断に役立ちます。

 

小さなお子さんは、身体が柔軟で意外と転倒しても怪我をしにくいものです。しかし、転倒後に泣き止まず暫く泣き続ける場合には、骨折の可能性を否定できないことも有ります。

 

小児肘内障の場合には、脱臼をした瞬間には痛みが有り、子供さんはとても泣きますが、暫くすると痛みは軽減又は消失してしまい泣き止みます。それでも、手のひらを返す動作を嫌がり、肘を深くは曲げられません。そのため、泣き止んだあとも患部の腕を使おうとはしません。

 

その様な状態が見受けられる時は小児肘内障の可能性が高いため、整復をして元に戻してあげる必要が有ります。

 

小児肘内障は負傷後から多少の時間を置いても問題は有りません。電話でお子さんの様子を伺い、骨折の可能性が有れば最寄りの医療機関へ行かれるようにご指示もいたします。負傷の原因から肘の脱臼小児肘内障)と判断出来れば、外出先から治療室で待ち合わせをして治療を致します。

 

当院は、急患に対応しておりますので遠慮なくお電話ください。

不在の場合でも、留守番電話で私の携帯電話番号をお知らせ致します。

 

 

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祭日に3才の男の子が小児肘内障で来院

2016年05月03日|小児肘内障

5月3日の祭日の今日は東京の多磨霊園へ父のお墓参りに行く途中、電車の中で携帯に電話を受信しました。マナーモードでしたが気づいて電車内では出られないため、そのまま切れるのを待ちました。恐らく急患だと思い携帯の電話番号を登録して、ショートメールで連絡をしました。するとすぐに返信が有り、以前急患で小児肘内障で2回来院歴のある男の子が、また肘を脱臼(小児肘内障)してしまったそうで診て欲しいとの、お母さんからの連絡でした。

 

これから、お墓参りをして昼食後に帰宅したら夕方になってしまうため「取り敢えず救急病院で整形外科の先生が担当医の病院に問い合わせて頂いて、明らかに小児肘内障なら、帰宅後に拝見しても大丈夫です」と返信すると外出先からの帰りのようで、息子さんも痛がってはいない様子なため夕方に見て頂きたいとの返信でした。

それで、帰りに大船の到着時間をメールして、接骨院で待ち合わせすることになりました。

  

東京駅から東海道線に乗ると車内で3時59分に大船に着くとわかり「4時過ぎには大船に到着します」とメールをして「その頃に接骨院へ伺います」との返信を頂きました。

大船駅に着き足早に接骨院へ向かうと、すでに接骨院の前に患者さんご家族は待っていました。挨拶も早々にカギを開けて待合室へ入ってもらい、奥様には初診申込み用紙に記入をお願いして、ご主人には抱っこをしている息子さんと治療室に入って頂きました。

 

パソコンの傷病履歴では、昨年の3月と4月の2才の時に左肘の脱臼(小児肘内障)で来院されていて、それより以前に1回だけ左肘の脱臼(小児肘内障)で別の接骨院で診て頂いていましたので、全て左肘で今回が4回目になりました。

負傷原因をお聞きすると、出先の駅の改札の手前で、お母さんが右手を繋ぎお父さんが左手を繋いでいて、前へ進もうと手を引いた際にお父さんの引く力の方が強く、左肘を脱臼(小児肘内障)してしまった様子でした。

そんな問診のやり取りを聞きつつ、息子さんが急に「僕ここに来たことあるよ」と言いました。

「しゃべれるようになったんですね」とお父さんに言うと、もう3才になり4月から幼稚園の年少さんになったそうで男の子の成長にとても驚きました。

少し元気が無いなように思っていたのですが、幼稚園に通うようになりすぐに風邪をうつされてしまい、治ってまた風邪をうつされての病み上がりとのことでした。

 

いつものアンパンマンの音の出るおもちゃであやそうとすると、お父さんから「今は妖怪ウォッチに興味があるんです」と言われてしまいました。それでもアンパンマンに興味が無いわけでもなく、手で触れてはいるので、時間が経ち抵抗する様子もなかったため、整復操作を肘関節屈曲、前腕回外で行いました。するとすぐに整復音と共に整復されました。

やっぱり泣かれてしまいましたが、ティッシュペーパーで涙を拭いてあげてしばらくすると泣き止んでくれました。

来院した時には床にダラーンとしていた左腕でしたが肘も曲がり、涙を拭いたティッシュペーパーを左手に持たせてあげると手も使うようになりました。再脱臼しないように気を付けて頂くようにお願いして治療を終えました。お大事にね。

 

近日中に小さな子供さん用に妖怪ウォッチのおもちゃを購入しないといけないなと思いました。

 

 

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小児肘内障の1才の女の子が来院

2016年04月07日|脱臼

今日の午前10時過ぎに1才の女の子のお母さんから電話があり「昨夜、左肘を脱臼して救急外来で診てもらったのですが、その後も左手を使わずにいるので、これからそちらで診てもらえますか」との問い合わせがありました。少し遠くの方で、11時30分頃に到着されて、受傷原因をお聞きすると、お婆ちゃんとお母さんの間で娘さんが両手をつないでブランコのようにしていた際に、お母さんの引く力が強く左肘を脱臼したとのことでした。☞今回が初めての受傷。

 

昨日のご様子では救急外来の待合室で、ある程度左手を使うようになったそうで、医師の診察時には整復をされたようですが「もう入ってるんじゃないかな」と言われたそうです。

しかし、昨夜の帰宅後も左手を使う様子は無く、今朝起きてからも左手は使わないので、脱臼が整復されていないのではと思われたそうです。

 

女の子の左腕のシャツの袖を肘の上までめくって、小児肘内障の整復動作をしっかり行うと、肘のところで「ピキッ」と整復音が触知出来ました。結構しっかりと脱臼しておりました。

 

少し泣かれましたが、帰りにはアンパンマンのラムネ菓子を左手にしっかり握りしめられるようになり、右手でバイバイをしてくれました。

また、脱臼(小児肘内障)しないように気を付けてくださいね。

 

 

当院では小児肘内障だけでなく、肩関節脱臼、顎関節脱臼、指関節脱臼等を

急患でも対応しております。

整復は呼吸法による無痛整復を行っておりますので痛みはわずかです。 

急患の場合はお電話をされてから来院ください。

 

 

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小児肘内障の3才の女の子が土曜の朝に来院

2016年03月26日|小児肘内障

土曜の朝の診療が始まって間もなくの9時過ぎに、以前も小児肘内障で来院されたことがある3才の女の子が、大泣きでお母さんに抱っこされて来られました。原因をお聞きすると、車の助手席に居たお兄ちゃんが車の後部座席に居た妹さんの手を引っ張ったそうで、そのお兄ちゃんはニヤニヤしながら待合室をうろうろして、私と視線を合わせないようにしていました。

 

傷病履歴から今回が右の小児肘内障のみ5回目で、以前もお兄ちゃんに手を引っ張られて受傷したことが度々有ったことを覚えています。

すぐにお二人共治療室に入って頂き、回外法で整復音と共に整復されましたが、泣き止んでいた女の子はまた大泣きでした。

治療を終えると、待合室で遊んでいる女の子のお兄ちゃんに妹さんの手を引っ張らないように注意しましたが、はぐらかすかのように視線を合わせず笑顔を振りまいておりました。

妹さんは泣き止みましたが、左手でバイバイをして、右手は抱っこされたお母さんの服をしっかりと掴んでおりました。

 

以前、お兄ちゃんも何回か小児肘内障で来院したことが有るのですが、大きくなり最近は脱臼しなくなりましたね。二人共また脱臼しないように、兄妹喧嘩もほどほどにしましょうね。

 

 

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小児肘内障の3才の女の子が祭日に来院

2015年12月23日|小児肘内障

今日は祭日で休診ではありましたが、午前中にアキレス腱断裂の患者さん2名と交通事故の頸椎捻挫、腰椎捻挫、右足関節捻挫等で通院されている患者さん2名を予約で治療しました。

同時に先日の日曜日に待合室と機能訓練室のリフォーム工事を大工さんに施行頂いていて、今日は8時30分から残りの作業をお願いしていました。

予約患者さんの治療を終えて、午後の1時過ぎに治療室と工事の後片付けをしてから、自宅の4階に戻り遅めの昼食を取りました。そして、食休みのあとにクリスマスケーキを西鎌倉のレ・シューへ妻と取りに行きました。帰宅後には夕方になっていたため実家へ行く支度をして、接骨院で残りの片付け物をしておりました。すると接骨院の電話が鳴りました。

 

今月の初めに単純性股関節炎で来院した3才の女の子のお母さんからでした。「また娘が肘を脱臼したみたいなので診てもらえますか?」と受話器からはお母さんの声と3才の女の子の痛い痛いと泣き叫ぶ声が聞こえました。

「すぐにいらして下さい」と伝えて、しばらくの間待っていると、先週に来院された珍しい右手母指の腱性マレットフィンガーの男性が休診とは思わずに来院されました。

患者さんは少し遠くからいらしており「丁度、急患の患者さんが来るのを待っているので宜しいですよ」と治療室へ促しました。治療を終える頃に大泣きの3才の女の子を抱いてお母さんが来院されました。

先に右手母指の腱性マレットフィンガーの男性の治療を終えて、待合室でお母さんに抱っこされたまま、3才の女の子の小児肘内障の整復をしました。

女の子は今年の1月にも右肘の小児肘内障で来院されており、右は過去に2回脱臼しているのですが、左は初めてでした。

負傷の原因をお母さんに聞くと、お友達の家で遊んでいて急に泣き出して、帰宅後も左手を使わないとのことでした。全く転倒などはしていないとのことでしたが、念のために肘関節周辺の腫脹等の有無を確認して、骨折の疑いがないと判断し回外法で整復をしました。しかし、娘さんがお母さんと向き合ってしがみついていたため上手く整復が出来ず、回内法で整復したところ、可なりの整復音を触知し整復されました。

 

帰りにはやっと泣きやんでくれて私が何度か手を振ってバイバイをすると、右手でお母さんにしがみつきながら、繰り返し左手でバイバイをしてくれました。

3才頃は小児肘内障(肘の脱臼)をしやすい時期なので仕方がありませんから、時間外や休日でも遠慮なくご連絡ください。お大事に。

 

 

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小児肘内障(肘の脱臼)の2才の女の子が早朝に急患で来院

2015年10月29日|脱臼

 の8時に診療前の準備をしていると接骨院の電話が鳴り、現在右足首の捻挫で通院中の6才の女の子のお母さんからでした。6才の女の子には2才の妹さんがいて、朝起きてきたら、左肘を痛がり全く左手を使わないとのことでした。7月にも小児肘内障で来院されているので、お母さんは「また肘の脱臼だと思うので診て欲しい」とのことでした。

 

すぐに来院下さるように伝えて、午前8時半の少し前に2才の娘さんがお母さんに連れられて来ました。6才のお姉ちゃんは小学校でお父さんは仕事でしたので、バスで来られたとのこと。

 

今年の初めに来院された時と7月の時と同様に負傷したのは左肘で、転倒はしておらず寝返りで脱臼した様子でした。お母さんに初診申込み用紙の記入をお願いして、負傷の様子を伺うと、手を腰の後ろに回して寝ながらゴロゴロしていたようで、手を引っ張ったりはしていないとのことでした。

 

2才の女の子をあやす間もなく、勤務柔道整復師の杉本に整復を指示すると今回も回外法ですぐに整復され、整復音も触知出来たようでした。

そして、全く泣くこともなくすぐに左手を使うようになりました。

 

2才の妹さんは今回で左肘が5回目で右肘が1回の計6回となりました。6才になったお姉ちゃんは1才から3才までの間に左肘が6回以上、右肘が2回以上で計10回以上も脱臼しているのですが、3才を最後に全く脱臼しておりません。妹さんも来月には3才になるのであまり脱臼はしなくなると思いますが、後遺症が残るような怪我ではないのでご安心下さい。

 

お大事に。

 

 

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夜間に小児肘内障(肘の脱臼)の3才の女の子が来院

2015年08月28日|小児肘内障

午後8時に仕事を終えて4階の自宅に戻り、普段なら先にお風呂に入るのだがお腹が空いていたので食事を先にして、テレビを観ていると接骨院の電話が鳴った。

 

急患の電話で娘さんがお父さんと遊んでいて、急に左手を痛がり泣いているとのこと。お母さんからの電話での説明を受けて、

肘の脱臼のようですので、すぐにいらして下さい」

と伝えて1階の接骨院に降りた。

 

少し待っていると午後9時半過ぎに小さな女の子2人がお母さんとお父さんに連れられて来院された。

お姉ちゃんの方は左腕に三角巾をしており、かなり泣き疲れた様子だった。

私はすぐにしゃがんで「お名前は」と聞いて、娘さんが名前を答えた後に「年齢はお姉ちゃんが3才で妹さんが2才かな」と言うと大正解でした。

 

ご両親に負傷の原因をお聞きすると、お父さんの曲げた両膝に娘さんが足を乗せて、両手を持って回転させるというちょっとアクロバティックな事をしておられたようで、

「恐らく左手側に強く引かれる力が加わってしまい左肘が脱臼したのでしょう」

とご説明して、いつものように整復動作に入る前に音の出るアンパンマンのおもちゃと振動するくまのプーさんの人形であやしたのですがこれは不発でした。

左手を少し持っただけで泣きそうな表情となり、回外法ですぐに整復されたのですが大泣きでした。

ごめんなさいね。痛みを最小限に整復したのですが、初めての肘の脱臼(小児肘内障)では無理も有りませんね。それでも、すぐに泣き止んでお父さんの太ももに左手を着いて体重を支えていたので、その様子を見てご両親も安心されておりました。

 

それからご両親へ肘の脱臼(小児肘内障)に関する、諸注意事項をご説明して、

帰りがけに3才の娘さんはお父さんに抱っこされて、右手でつかまりながら治った左手でバイバイをしてくれました。

 

また肘を脱臼しないように気を付けて下さい。お大事に。


 

 

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