2015年11月24日|足関節捻挫
以前に比べ、最近ではサッカーやフットサルのプレー中に怪我をされる小学生や中学生、高校生、大学生、社会人の患者さんの来院が増えております。
今朝の9時にも以前に通院歴のある、サッカーのクラブチームに所属する
小学2年生の男の子が、サッカーの試合中に左足首を痛めて来院されました。
☞ 足関節捻挫(前距腓靭帯Ⅰ度損傷)
負傷の原因はディフェンスをしていて、相手が蹴ったボールを左足で止めようとした際に、ボールの圧力に押されて左足首を内返しに捻ってしまったとのことでした。
歩き方を見ると少しだけ左足首をかばっておりました。
下記の写真のように腫れは軽度でしたが背屈制限がありました。
足関節を内返しに捻挫すると距腿関節部に距骨の前方亜脱臼を生じるため、このように背屈制限が生じます。整復をしますと下記のように背屈が出来るようになりました。
☞ この整復がとても大切です。
整復後にアイシンングを施して、前距腓靭帯および脛腓靭帯に圧痛を認め、リスフラン関節にも圧痛を認めたため、背屈約10度で中足部を含めた固定処置を施行しました。。
サッカーに早く復帰させてあげたいですが、しっかりと治して後遺症を残さぬようにリハビリを頑張りしょう。お大事に。
大船駅東口徒歩1分
急患応需
大船接骨院
☎0467-45-6700
2015年11月11日|マレットフィンガー
11月7日(土)8日(日)に新潟県新潟市で開催された日本柔道整復接骨医学会で 陳旧性腱性マレットフィンガーの患者さんの症例発表を致しました。
そのためか、今週に入り11月9日(月)に1名、11月11日(水)に2名、計3名の陳旧性のマレットフィンガーの患者さんが来院されました。
☞腱性マレットフィンガーの方が2名。骨性マレットフィンガーの方が1名。
腱性マレットフィンガーの方は他医での加療後に予後不良となられた患者さんで、可なり問診の時間を要しました。
浮腫みや発赤がひどく固定の除去後、第一関節が元のように曲って自力では伸ばせなくなり、曲がり具合も悪くなってお困りでした。
また、お住まいが平塚市や川崎市等の遠方からの患者さんでした。現在、他にも10名以上のマレットフィンガーの方が通院中ですが、県外(埼玉・東京)の患者さんもおられます。
新患のマレットフィンガーの患者さんには、時間をかけてご説明しないと理解をして頂けません。
陳旧性マレットフィンガーは今後の治療計画や固定方法等に関して、患者さんへ詳しくご説明して、充分な情報提供をしないといけない疾患です。
しかしながら、口頭で多くの説明をしても、患者さんが覚えられる情報量ではないので、現在、患者さんへは治療計画のプリントをお渡ししております。
ちなみに新鮮な腱性マレットフィンガーの患者さんにも、詳細な治療計画の説明文で、A4サイズのプリントを初診の際にお渡ししております。
「マレットフィンガーで来院される患者さんへのお願い」
当院では問診をスムーズ行い、患者さんへの充分な説明を心掛けております。
他医より転療される場合には下記の事項をメモしてご持参ください。
①負傷年月日。
②負傷された原因。
③固定していた装具や固定具を必ず持参ください。
(下記の写真を参照下さい)
④固定をされていた期間と通院間隔。
⑤通院が可能な間隔。(週に1回etc,)
⑥就労内容と趣味やスポーツ等。
⑦その他、ご要望や質問など。
当院は優先予約制です。
必ず来院される前に、お電話で来院される日時をご予約ください。
優先予約制ですが、当日のお怪我はある程度優先して拝見出来るように
配慮しております。また、他の通院中の患者さんや新患の患者さんと
重ならないように時間配分をしております。
それでもお待たせしてしまうことが有るかもしれませんが、
ご理解ご協力の程、宜しくお願い致します。
JR大船駅南改札(ルミネウイング側)
東口より徒歩1分
優先予約制(来院時または電話でご予約ください)
急患応需
交通事故治療対応
労災指定接骨院
鎌倉市大船1-23-31サトウビル1階
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