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マレットフィンガー

右手第3指腱性マレットフィンガーの40代女性の経過②

2018年02月19日|マレットフィンガー

昨年の11月23日バレーボールのブロックの際に右手第3指腱性マレットフィンガーを負傷された40代前半の女性が、翌日の11月24日より通院されております。

負傷後ご自宅の部屋でスマートフォンを使って、負傷された指を撮影されました。下記がその写真です。

 

 DSC06648.JPG

 

約80度の屈曲変形を呈しております。

 

1日置きに週2~3日通院頂き、負傷から3週間と5日(26日間)が経過し、伸展の維持が可能になりました。下記の写真が負傷から26日目になります。 

 

DSC06736.JPG

 

その後の経過も良好で、お正月を挟んだため1月9日(約7週間目)より固定を外しての入浴を許可しました。16時間はテーピング固定、8時間の夜間はシーネ固定を継続していただきました。

 

毎日の通勤時の原付バイクの負担や2月11日には日帰りでスキーにも行かれたのですが、順調に回復されており、今日で89日目(約3か月)ですが、下記の写真のように可動域の改善がみられております。 

 

DSC06983.JPG

 

DSC06985.JPG

 

本日の計測結果ですが、

右手第3指第1関節(DIP関節)伸展ほぼ0度、屈曲67度(健側左手80度) 

右手第3指第2関節(PIP関節)屈曲105度(健側左手105度)

一般的な平均最大屈曲角度は指によって異なりますが、第1関節(DIP関節)は80度、第2関節(PIP関節)は100度です。

 

組織的に肥厚が有るため、指が太くはなっておりますが、これから数か月でまた元のように指の太さも改善していきます。あと13度で第1関節が左のように80度になり、左右差が無くなります。

患者さんには「3月中(負傷から4ヶ月以内)には治療が終了ですね」とお伝えしました。今週末には一泊でスキーに行かれるとのことですが、スキーの時は念のためにシーネ固定をして頂ければと思います。

いつも明るく元気で、前向きな患者さんなので、治りも早いのではと思っています。4月からはバレーボールに完全復帰できそうですが、くれぐれも再受傷されないようにお大事になさって下さい。

 

 

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