2015年10月29日|脱臼
朝の8時に診療前の準備をしていると接骨院の電話が鳴り、現在右足首の捻挫で通院中の6才の女の子のお母さんからでした。6才の女の子には2才の妹さんがいて、朝起きてきたら、左肘を痛がり全く左手を使わないとのことでした。7月にも小児肘内障で来院されているので、お母さんは「また肘の脱臼だと思うので診て欲しい」とのことでした。
すぐに来院下さるように伝えて、午前8時半の少し前に2才の娘さんがお母さんに連れられて来ました。6才のお姉ちゃんは小学校でお父さんは仕事でしたので、バスで来られたとのこと。
今年の初めに来院された時と7月の時と同様に負傷したのは左肘で、転倒はしておらず寝返りで脱臼した様子でした。お母さんに初診申込み用紙の記入をお願いして、負傷の様子を伺うと、手を腰の後ろに回して寝ながらゴロゴロしていたようで、手を引っ張ったりはしていないとのことでした。
2才の女の子をあやす間もなく、勤務柔道整復師の杉本に整復を指示すると今回も回外法ですぐに整復され、整復音も触知出来たようでした。
そして、全く泣くこともなくすぐに左手を使うようになりました。
2才の妹さんは今回で左肘が5回目で右肘が1回の計6回となりました。6才になったお姉ちゃんは1才から3才までの間に左肘が6回以上、右肘が2回以上で計10回以上も脱臼しているのですが、3才を最後に全く脱臼しておりません。妹さんも来月には3才になるのであまり脱臼はしなくなると思いますが、後遺症が残るような怪我ではないのでご安心下さい。
お大事に。
大船駅東口徒歩1分
急患応需
大船接骨院
☎0467-45-6700
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2015年10月10日|マレットフィンガー
平成26年3月28日から約4ヶ月間、腱性マレットフィンガーで通院された40代男性が膝を痛めて再来院されました。
左手第4指の腱性マレットフィンガーで経過が良く、4ヶ月ほどで治癒されたのですが元々第一関節が反る(過伸展)方だったので、隣接する第3指のようには反らずにほぼ真っ直ぐの状態で治療を終えていました。
その後の経過をお聞きすると治癒時よりも反るようになられたとのことで、写真を撮らせて頂きました。
平成26年7月26日の治癒時が下記になります。
先日の平成27年10月10日の来院時が下記になります。
1年5ヶ月以上が過ぎて、可なり反るようになられていたのでとても驚きました。
人間の自然治癒能力の素晴らしさをしみじみと感じました。
マレットフィンガーは、元々第一関節が反るタイプの方は予後が良い傾向です。
マレットフィンガーでお困りの方は、遠慮なくご相談ください。
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以前通院頂いた腱性マレットフィンガーの男性患者さんの経過の続きを読む