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医院案内
院長:佐藤和義
住所:〒247-0056
鎌倉市大船1-23-31 サトウビル1F
TEL:0467-45-6700
アクセス:JR東海道線・横須賀線・根岸線 大船駅東口 徒歩1分
駐車場(有料駐車場40分間サービス券発行)

2014年9月

左足関節捻挫(前距腓靱帯損傷)の患者さんが2名来院

2014年09月29日|足関節捻挫

9月29日、月曜日の午前中に9月27日土曜日に駅の階段で左足を踏み外して捻挫された30代の男性が、かなりの跛行で来院された。腫張は両果から中足部に至り高度であった。

 

DSC02816.JPG

 

腓骨下端部には圧痛が無く前距腓靱帯には強い圧痛を認めた。足関節の底背屈時に疼痛が有り、背屈制限が著明であったため、距骨前方亜脱臼がある事を説明して整復を施した。

 

【整復前・背屈制限著明】

DSC02815.JPG

 

【整復後・背屈制限消退】

DSC02818.JPG

 

整復後は荷重歩行時の疼痛もかなり軽減され、とても驚かれていた。

アイシング後、シーネ固定を施し痛みもなく歩いて帰られた。

 

そしてお昼近くに60代の女性が27日土曜日に行われたお孫さんの運動会

で、写真を撮っていて窪みに気づかず左足首を捻り来院された。

この方は荷重歩行痛は軽度だったが、受傷から2日を経過し腫脹は中等度で

あった。前距腓靱帯損傷が著明であったが、距骨前方亜脱臼もあったため

整復後アイシング、シーネ固定を施行した。

 

お二人とも土曜日の午前中の受傷であったが、様子を見てから来院され腫脹

が増大していた。応急的にはアイシングが望ましいが、アイシング後に適切な

固定処置を早期に行えば、腫脹も増大せず自発痛もかなり軽減しますので、

急患の場合は遠慮なくお電話を頂ければと思います。

 

土曜日の午後や日曜祝日は、学会等で不在の場合も有りますが、

不在の場合でも帰宅後に拝見致しますので、取り敢えずお電話下さい。

 

大船駅東口より徒歩1分

急患応需  

☎ 0467-45-6700

大船接骨院

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木曜の午後に右アキレス腱断裂の女性と右足関節捻挫の女性が3名来院

2014年09月26日|アキレス腱断裂

  昨日は午後2時からの予約で、前日にテニスで右アキレス腱を断裂された60代の女性を固定処置後、午後4時以降に新患で右足関節捻挫(主に前距腓靱帯損傷)の患者さんが3名来院された。

 

中学1年生の女性が二人と50代の女性が一人。全員が女性で右足首の受傷であった。

50代の女性は先に電話を頂き「痛みで足が着けないので冷やして明日伺っても宜しいですか」と言われたので、タクシーを呼んですぐに来院されるように促した。

暫くして、その女性は娘さんにつかまり、左足でケンケンをして待合室に現れた。可なり痛みも強い感じだったので、早めに治療室に入って頂き、触診後に整復を施した。「その場で足を着いてみて下さい」と言うと「痛みは有るけれど立てます」と驚いた様子だった。長めにアイシングをしてシーネ固定を施し、帰りには一本杖で両足を着いて歩けるようになりとても喜ばれていた。

翌朝、9時過ぎに来院されて、固定を外すと受傷時の状況からすると腫脹も軽度で荷重歩行時の痛みもかなり軽減されていた。

 

足関節捻挫は受傷後出来るだけ早急にアイシングと固定処置をすることで、腫れが最小限で済み、組織の修復に妨げとなる無駄な血腫も少ないため、早めに温熱療法への移行が出来ます。そして、早期の機能訓練(リハビリ)が可能となります。

損傷を受けた靱帯は元通りには修復されませんが(繊維性結合組織という代替組織で修復されます)、一定期間の固定や物理療法、早期から機能訓練をすることで、捻挫癖」と呼ばれるような不安定な関節にはならずに済みます。

 

多くの患者さんは足関節を捻挫した場合、骨折を心配されて整形外科を受診されます。レントゲン検査で「骨に異常が無いから大丈夫」と医師から言われ安心して帰宅され、出された湿布を毎日自分で貼り換えます。しかし、なかなか自然に治ってはいかず関節の可動域制限を来たしてしまい、大変苦労されている患者さんを私はたいへん多く見てきました。

初期治療を怠りますと、遷延治癒と言って完治まで通常の何倍もの治療期間を要してしまいます。現在、当院には足関節捻挫を1ヶ月前に受傷された患者さんと2年以上前に受傷された患者さんが通院中です。いずれも足関節の可動域制限を来たし、難治性の関節拘縮を呈しておりましたが、徐々に機能回復しております。

 

足関節の捻挫エビデンス(科学的根拠に基ずく治療)の割に、医療機関に於いて統一した治療はされておらず、軽視されがちな疾患です。後遺症に悩む前に、早めに御相談下さい。

 

 

大船駅東口より徒歩1分

急患応需

大船接骨院 院長 佐藤和義

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右橈骨遠位端骨折の手術後の患者さんが再来院

2014年09月16日|骨折

  84日に自宅の玄関で転倒されて右橈骨遠位端骨折当院に来院され、応急処置後に総合病院の整形外科へご紹介した80代の女性が、手術後のリハビリ(機能訓練)のため再来院された。

 

入院期間は日間で、手術後の経過は良好であったようだが、術後まだ1ヵ月半程なので、右手関節から指先にかけて浮腫があり、関節可動域の制限も残存しているため、1日置きの通院をお願いした。

 

利き手で掌背屈時の痛みも有り、まだ日常生活に支障を残されておりますので頑張ってリハビリをしていきましょう。

 

 

急患応需 

 

大船接骨院 佐藤和義

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