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院長:佐藤和義
住所:〒247-0056
鎌倉市大船1-23-31 サトウビル1F
TEL:0467-45-6700
アクセス:JR東海道線・横須賀線・根岸線 大船駅東口 徒歩1分
駐車場(有料駐車場40分間サービス券発行)

足関節捻挫

土曜の午後に急患で右足関節捻挫の女子中学生が来院

2014年04月06日|足関節捻挫

4月5日(土)、12時30分頃に片づけをしていると急患の電話があり、バスケットボールの練習試合中に足を捻挫した女子中学生が1時半頃に診て欲しいとのことであった。

 

一度、自宅に戻り妻が昨日のチラシにあったモスチーズバーガーのセットを電話で注文後取りに行ってくれた。急いで食べて治療室に戻るとお母様から電話が有り「今大船駅で娘を待っているのですが、藤沢駅発1時47分の電車に乗るそうなのであと10分ほどで伺います」とのこと。間もなく少し足を引きずりながら、お母様と来院された。
 
その女子中学生は昨年も同一部位を治療した履歴があり、小学生の頃からよく怪我をして来院している。今回の受傷原因は、スリーポイントシュートを打った時にディフェンスに押されて着地の際に右足関節を内返しに捻ったようだった。
左右の足関節を診ると右足関節の外側に腫脹と圧痛が有り、底・背屈に制限が認められた。前距腓靱帯の損傷と距骨の前方亜脱臼もあったので整復を施した。整復後は底・背屈の制限も消退して、荷重歩行痛もかなり軽減した。
アイシングの後にシーネ固定を施し、今後の試合日程を聞くと2週間後に大会が有るとのこと。夏の引退試合のことを考えると無理はせずにある程度の期間は治療に専念した方が良い旨を伝えた。
 
足関節捻挫は、一定期間の固定とそれに平行して物理療法、リハビリがとても重要な疾患である。
案外、歩く時の痛みは早くに引くため、自己判断で治療を止めたり、治療をせずに放置してしまう患者さんが非常に多い疾患である。
足関節捻挫は完治が困難で、関節部に緩みが生じやすい部位である。捻挫を繰り返すと不安定関節症になり、骨棘形成に至る事もありますので、しっかりと治療しましょう。
当院では、足関節捻挫に限らず患者さんのスポーツ特性に合わせた治療計画を立て、重要な大会に間に合うようにパフォーマンスを落とさないような治療を心掛けております。練習前や試合前に特別なテーピング固定も致します。
 

足関節捻挫に限らず、スポーツ外傷でお悩みの方は遠慮なく御相談下さい。

 

急患応需 大船接骨院 院長 佐藤和義 


 
 
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