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アクセス:JR東海道線・横須賀線・根岸線 大船駅東口 徒歩1分
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脱臼

左肩鎖関節脱臼の患者さんが来院

2012年11月07日|脱臼

10月22日に68歳の男性が左肩鎖関節脱臼で来院された。

 

負傷の原因は、少しお酒に酔っていて、歩行中に階段の下りで躓いてしまい左肩から転倒されたとのことだった。

 

負傷されたのは10月14日で、翌日には近隣の整形外科を受診されたが、鎖骨ベルトを緩く巻かれただけで痛みも引かない為、神輿仲間のご友人に当院を紹介されて来院された。

 

患部を拝見すると左肩鎖関節にはかなりの突出が見られ、ピアノキー症状触知が出来た。しかし、両側の鎖骨外端には神輿による肥厚があり、一見すると両方の肩鎖関節に脱臼が有るように見えた。

 

肩鎖関節脱臼にはTossyの分類というのが有り、靱帯の損傷の度合いによって、Ⅰ、Ⅱ度は保存療法、Ⅲ度は手術療法になる事が多く、保存療法の場合には固定の維持がとても難しい脱臼である。この患者さんはTossyⅡ度のタイプであると判断して固定を施した。

 

当院では日本柔道整復接骨医学会の固定法分科会で考案された装具を独自に作成し、鎖骨骨折や肩鎖関節脱臼に使用して良好な結果を得ている。肩鎖関節脱臼の固定は鎖骨外端を上方から押し下げるだけでなく、上肢・肩甲帯をいかに上方に押し上げた状態を保てるかが重要である。

 

翌日、装具と鎖骨バンドによる固定を施行した状態で、いつもお世話になっている総合病院の整形外科の先生に診察を依頼し、X線検査上はTossyⅢタイプとも思えるようだが、このままの固定を維持するよう保存療法での継続加療のご指示を得られた。

 

現在、固定後もうすぐ3週間になるが、左肩鎖関節脱臼の段差が減少し経過も良好である。申し訳ございませんが、あと1週間ちょっとの間だけ、固定を辛抱して下さい。

 

患者さんには来シーズンも神輿を担いで頂けるように、しっかり治しておきましょうとお伝えしている。


 
 
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