

2011年12月19日|捻挫
12月18日(日)午前11時半、車で実家に向かっていると、携帯が鳴り母から「肩の脱臼の急患よ」と連絡が入った。
車をUターンさせて、15分程で接骨院に戻ると、まだ、患者さんは到着していなかったので、パソコンで患者さんの傷病履歴を検索した。すると、今年の2月1日に左肩関節脱臼で来院した60代の女性であった。5分程待つとその女性は車で御主人と到着し、かなり辛そうに左腕をかかえ、痛みが強い様子であった。
脱臼した原因をお聞きしたところ、襖を左手で開けようとして左肩を脱臼したとのこと。前回はヨガをしていてだった。研修生と二人で座位にて深呼吸に合わせて整復を試みると2回目の深呼吸で整復音と共にすんなりと整復された。
固定処置し、色々と話をお聞きすると、30代に初めて左肩を脱臼し、その頃に3回以上左肩を脱臼して、暫くは脱臼しなかったが、今年の2月1日に脱臼して、1年以内の今日脱臼したとのこと。今回はかなり痛みも強く、もう二度と脱臼はしたくないと仰るので、整形外科での手術療法についての説明をした。
治療が終わり、接骨院を出ようとすると接骨院の電話が鳴った。また急患の電話で、ミニバスで小学5年生の男の子が小指を突き指したとのこと。かなり痛みが有り腫れている様子。私は午後1時に外せない約束が有ったので、小学生の治療は研修生にお願いして、接骨院を後にした。
今日12月19日午後、急患のお二人が来院された。痛みも軽減されていて、とても喜んでおられた。
先週の日曜も私が法事に出掛けているところに急患の連絡があったが、法事が終わるまでの2、3時間は痛みでお待ちになれなかったご様子で、救急病院に行かれたと、後から連絡があった。すみませんでした。
急患は、私が出掛けていても接骨院に戻れる場合、旅行中は無理ですが、休日やお時間に関係なく拝見致しております。
急なお怪我は、致し方のないこと。遠慮なくお電話下さい。
2011年12月09日|小児肘内障
小児肘内障その(1)
11月30日夕食を終えた8時45分ごろ、接骨院の電話が鳴り「2歳の男の子が手が抜けた様なので、診て欲しい」とのこと。出先からで、1時間後にとの約束をして、9時45分に目のくりっとした可愛らしい男の子がご両親と来院。
原因はおばあちゃんと遊んでいて手首を引っ張られてしまった様子。受傷時はかなり泣いていたようでしたが、もう泣き止んでいて、整復も簡単に済み、泣かずにニコニコと使えるようになった左手でバイバイが出来て、ご両親も安心された様子でした。
初めての肘の脱臼ですと、お子さんが手をダランとして急に使わなくなってしまうので親御さんはとても心配されます。しかし、きちんと整復されればその場で治ってしまいます。
尚、小児肘内障は成人の肘の脱臼とは異なります。橈骨頭の周りにある輪状靱帯の亜脱臼と言われています。
小児肘内障その(2)
12月8日夕食を食べ終わりすぐに接骨院の電話が鳴り「先日、足の指の骨折でお世話になったOOですが、5歳の娘が手が抜けた様で使わなくなったのですが、明日診てもらえますか」とのこと。
私は今すぐ来るよう伝え、自転車で10分で来られるとのことだったので、研修生に連絡をして、一緒に接骨院で待っているとおお泣きをした、パジャマ姿の女の子とお母さんが来院。
原因はお姉ちゃんに手を引っ張られたとのこと。少し泣き止むのを待って、カルテ入力をして、丁度泣き止んだところで、研修生に整復をする指示をして、無事整復完了。先に「全然痛くないよ」と言っていたので整復された時に「少しだけ痛かったけどもう痛くない」と少しだけ泣きながら繰り返し説明をしてくれました。お母さんからお礼を言うよう促されると娘さんは大きな声で「ありがとう」と言ってくれました。今夜はこれでぐっすり眠れますね。
12月9日午前の診療時間中、昨日の5歳の娘さんを連れてお母さんがお礼に来られました。体格的にも年齢的にも5歳ぐらいで脱臼はしなくなるので、急に手首を引っ張らないよう伝えました。
2011年12月06日|腰痛
先日、小学生以来からの友人の結婚式並びに披露宴に招待され、日曜の朝10時に大船駅に招待された友人と待ち合わせて、横浜の石川町の会場であるホテルに行きました。11時からの結婚式にはまだ30分程の時間があり、ウェルカムドリンクで友人とシャンパンを飲んでいると、携帯電話が振動し、メールが届きました。
メールは妻からで、急患の患者さんの連絡でした。患者さんは以前にも骨折で当院にかかられた事のある女性で、転倒して左の手首が腫れているとのこと。
披露宴が終わってから診て欲しいということになり、私は飲み物をジュースやノンアルコールカクテルにして、おいしい料理に集中することにしました。
久しぶりに出席した結婚式であったため、とても新鮮な気持ちになり、ジーンとくる場面も多く、幸せを分けて頂けたとてもいい式でした。
結婚式と披露宴の間にはかなり時間があり、友人と談笑してしていると、妻からまた急患のメールがあり、サッカーで足首をくじいた小学生の男の子を診て欲しいとのこと。「今日は急患の多い日だなぁ」と思いつつおいしい料理を満喫し、披露宴を終えると、出席予定だった2次会をキャンセルして、急いで石川町の駅に向かいました。
駅のホームから患者さんに連絡をとり3時半ごろに接骨院に来てもらうよう伝えました。接骨院に着くとまだ患者さんは来ておらず、妻から「もう一人ぎっくり腰の男性が来るよ」と言われ、急患の患者さんが休日に3人とは少しびっくりしましたが、3人の患者さんの段取りを助手の研修生と考えました。
初めに来院したのは、転倒されて両手首と右肘を受傷された女性で、左手首は変形(短縮)があり整復が必要であったため、アイシングして待って頂きました。
次にサッカーで足関節捻挫をした小学生が来院し,そこそこ腫脹もあり、歩行痛もあったので、アイシングを長めにしました。
そこへ、腰部捻挫(ぎっくり腰)の男性が来院され、この方も前屈位歩行でかなり辛そうだったので、ベッドに横になってもらい通電治療後、アイシングをして固定処置をしました。
次にサッカー少年の足関節捻挫をシーネ固定し、2人の治療を終えました。最後に、転倒した女性の治療を行いました。まず、右肘の打撲と右手関節捻挫を処置し、最後に研修生に助手をさせて左橈骨下端部骨折の整復とシーネ固定を行いました。
急患患者さん3人の治療のあと、研修生と家族でルミネのさぼてんに行き食事をしました。患者さんに喜ばれとても充実した日曜日でした。
家族サービスも忘れずに!
